横の人に聞かれずに会話ができるマスク型デバイス『Hushme』

人混みや公共の場でどうしても電話に出なければいけないとき、周囲に迷惑を掛けず、なおかつ会話の内容を聞かれないようにするにはどうしたらいいだろう？

今までありそうで無かった通話ガジェット『Hushme（ハッシュミー）』は、首から口の周りにかけて装着することで声が外に漏れないようにしてくれるマスク型デバイス。

ぱっと見は口枷みたいでちょっと危ないヤツに見えないこともないけれど、周りを気にせず喋れるのは大きなメリットかも。

■周囲に聞かれずに会話が可能

静かな電車内で電話をしている人がいると、聞き耳を立てているわけでもないのに会話の内容が入ってきてしまうもの。

通話する側としても騒音で人に迷惑を掛けたくないし、内緒話を聞かれたくない。そんな願いを両立してくれるかもしれないのがこの『Hushme』なのだ。

使わない時は首にかけておくことで、外から見た感じは完全に密閉型のヘッドホン。いざ電話がかかってきたら口の周りにパチンと装着するだけで、外部に音を漏らさず会話することが可能になるという。

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■便利だけど見た目に難アリ？

発想はいいものの、いくつかの疑問点も浮かんでくる。「周囲に漏れる音量はどれだけ減らせるのか」、「長時間使用していて呼吸は苦しくならないのか」そして、最大の疑問は「これを装着していたらヤバい人に見られないか」ということである。

通話中にジロジロ見られたくないのに、Hushmeを付けていることで逆に注目されてしまっては本末転倒。いっそのことVRヘッドセットも装着してしまって、好奇の視線もシャットアウトしたいところである。

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■公共の場以外での使い方も

デザイン的な難もあるHushmeだが、会話が外に漏れないことに加え、ボイスチェンジャー機能によってダース・ベイダーやR2-D2、ミニオンの声で喋ることもできるため、ボイスチャットなどで相手に自分の地声を晒さないといった使い方も可能だ。

また、たとえ公共の場でなくとも、地声が大きい、隣人からの壁ドンが怖くて家の中で通話ができない…といった人にとっても便利なアイテムではないだろうか。

まだ発売時期や価格は未定だが、Hushmeが気になる！という人は公式サイトで最新の情報をチェックしてみよう。

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（取材・文／しらべぇ編集部・びやじま）