別れの大きな要因にも…ドタキャンを許せない人は7割以上
人間関係で大きく信頼を損なうドタキャン。急病など仕方のないケースもあるが、できるだけ避けたいところだ。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,363名を対象に「ドタキャンは許せないと思う」人の割合を調査した。
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■7割以上が「許せない」
全体では74.0%が「ドタキャンは許せない」と回答。男性は73.3%、女性は74.7%で男女差はほとんどない。
性別・年代別で見てみると
20代は6割弱、30代が7割近く、40代では男性は71.9%だが女性は最も高い84.6%、50代以上は軒並み8割を超えた。
また、未既婚で比較すると
未婚者が66.1%に対し、既婚者は80.6%と約14.5ポイントの開きが。
ある程度は時間を自由にしやすい未婚者に比べ、家族との時間も考慮しなければならない既婚者の方が、やはりドタキャンに厳しいようだ。
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■つき合い方を考える
実際に「ドタキャンは許せない」人に話を聞いた。
「元カノがドタキャン癖のある子で、かなり振り回されました。せっかくいろいろ計画しても、デート直前になって『やっぱり行かない』とか…そういうのが積み重なって、だんだん嫌いになったんですけど、本人はそのせいだとは思ってないみたいで、共通の友達の話だと相変わらずみたいです。
前がそんな感じだったせいか、今の彼女がきちんとしていて、少しでも遅れる時は早めに連絡くれるだけでも、“相手のことを考えてくれる、いい子だなぁ”って思っちゃうところがあるかも」(20代・男性)
「ドタキャンする人って、普段はきちんとしているように見えても、どこか『自分だけは、許される』って感じがあるように思えて、イヤです。一回くらいは許すけど、二回目以降はつき合い方を考えますし、距離を置きますね」(30代・女性)
「はじめから約束がなければ、もっと有効にその時間を使えたかもしれないのに、予定を押さえられていたせいで、ムダな時間になってしまうこともあるじゃないですか。だから、仕事でもプライベートでも、ドタキャンする人は信頼できません。
相手にとって自分は、“ドタキャンしても構わないくらい、重要じゃない相手なんだな”という気持ちになりますし、約束の守れない相手に、時間を使うのはもったいないって思ってしまうんですよね。そういう理由で、以前は交流があったけど、今はイベントがあっても声をかけなくなった人が何人もいますよ」(40代・男性)
ドタキャンした本人は、相手に許されたと思っていても、いつの間にか誘われなくなるなど、実は密かに人間関係が壊れているパターンも少なくなさそう。
そもそもやってはいけないことだが、「許せない」がここまで多数派ということを肝に銘じて、改めて気をつけたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)