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あなたの自転車も「電動アシスト仕様」に 外付け高出力モーターが登場

テクノロジー

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(画像はKickstarterのスクリーンショット)

電気アシスト自転車は、坂道の多い日本では非常に重宝するものだ。

だがやはり、値段が高い。原付バイクと同程度か、それ以上である。そうした理由で電気アシスト自転車の購入をためらう人は少なくないはずだ。

だが、より少ない費用で電気アシスト自転車を手に入れる方法もなくはない。

 

■自宅でできる改造自転車

クラウドファンディングサイト『Kickstarter』に、このような製品が現れた。

自転車用外付けアシスト装置『UrbanX』である。これはひとことで言えば、普通の自転車を電気アシスト仕様にしてしまうというもの。

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(画像はKickstarterのスクリーンショット)

 

円盤状の装置には、モーターが内蔵している。これを自転車の前輪に取り付けるのだ。特殊な工具も必要ないという。

製品は2種類。出力240Wの『Eco』と350Wの『Booster』だ。これらはアメリカとEU諸国の道路法規に性能を合わせている。

 

■やはり日本では…

とは言うものの、その性能自体あまりにも突出している。

Boosterの場合、最高速度は時速20マイル。メートル法換算で約32kmだ。しかもBoosterはスロットルタイプだから、ペダルを踏むことなくスロットルで最高時速まで持っていくことができる。これはもはや「電気アシスト」と言えるのか? と疑問が浮かんできてしまう。

日本ではこの製品を装備した自転車は、「不法改造車」と見なされてしまう可能性が高い。摘発されれば、非常に厳しい罰則が待っている。

 

■アシスト比率にも法規制

我が国日本で普及している電気アシスト自転車は、地道な法改正の呼びかけを経て開発されたものだ。

かつての道路交通法では、電気アシスト自転車は人力1に対してモーター1という比率と定められていた。つまり「ペダルを漕ぐ力は半分」ということだ。それが2008年の法改正により、人力1に対してのモーター2というパワーアップが認められた。

逆に言えば、テクノロジーの発展に合わせての性能向上は一切できないということだ。交通安全に関する法律は、やはり厳格であるべきという我が国の姿勢である。

この記事で紹介したUrubanXを輸入し、各省庁の許可なく公道で運用することは法律に背いてしまう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一

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