【おんな城主直虎】プロレスラー真壁刀義が大河ドラマに参戦

2017/03/26 10:00

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(画像はNHK公式サイトのスクリーンショット)

大河ドラマ『おんな城主直虎』の新キャストが発表された。

その中でもとくに注目されているのが、新日本プロレスの真壁刀義。盗賊団の手下・力也役を演じるという。

プロレスラーとしての真壁は、容赦のない荒々しいファイトで有名だ。だが実際は「いい人」としても評判で、幼稚園や介護施設などへの訪問もよく行っている。プロレスファンの間では「悪役は善人でなければできない」と言われているが、真壁はまさにその象徴のような選手。

そんな真壁が出演する大河ドラマは、どのようなものになっていくのだろうか。



 

■これまでの『直虎』

ここで、今までの『直虎』について少しおさらいしよう。

浜名湖北西部にある井伊谷という地域は、代々井伊氏が統治している。だが弱小勢力故の苦しみがあり、16世紀中葉は駿府を拠点とする今川氏に従属せざるを得なかった。

おとわは、そんな井伊氏の姫として生まれる。当初は幼馴染でもある亀之丞(井伊直親)と婚約していたが、今川との政略がそれを許さなかった。おとわは出家して「次郎法師」と名乗り、実家近くの龍潭寺で尼僧としての修業を重ねる。

そんな中、時代は風雲急を告げる。東海地方の大部分を支配していた今川義元が、桶狭間で織田信長に討たれたのだ。その際、次郎法師の父親である井伊直盛も命を落とす。

家督を継いだのは井伊直親だったが、竹馬の友だったはずの小野政次の罠にはまり、刺客を送られて…というのが今週分までのあらすじである。


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■真壁は盗賊団のメンバー

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(画像はNHK公式サイトのスクリーンショット)

つまり井伊氏は、合戦や政争のたびに貴重な男子を失っていったのだ。それを受けて女性である次郎法師が「井伊直虎」となり、窮地に陥った井伊氏を立て直していく。

その過程で、ドラマでは「龍雲党」という盗賊団が登場する。この集団が、どうやら井伊氏の今後を左右するらしい。詳しいことはドラマ本編を見ないと明らかではないが、公式サイトの解説では金山堀りや木こり、船乗りといった流れ者が龍雲党の構成員ということになっている。

龍雲党を率いる龍雲丸を演じるのは、柳楽優弥。真壁刀義は柳楽の部下の木こりということだから、まるで牛若丸と弁慶のようだ。

ちなみに、新日本プロレスの公式Twitterもこの話題について配信している。


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■かつて大河出演した選手は…

大河ドラマに出演したプロレスラーは、真壁が初めてではない。

1996年の大河ドラマ『秀吉』では、主人公豊臣秀吉の盟友蜂須賀小六の役を大仁田厚が演じた。主君である秀吉に対しても一切敬語は使わず、唾を飛ばしながら叫ぶように話しかける。大仁田の体当たりの演技は、視聴者の度肝を抜いた。

また、2006年の作品『功名が辻』の蜂須賀小六役は、高山善廣が抜擢されている。196センチという恐ろしく巨大な蜂須賀小六は、「激怒のあまり卒倒して命を落とす」という怪物的な最期を披露してみせた。高山にしかできない演技だ。

また、同じ『功名が辻』に高田延彦が本多忠勝役で出ている。いつも大きな声で発生し、西田敏行演じる徳川家康から少し迷惑がられていたシーンも。プロレスラーの演じる歴史人物は、とにかく手加減なしの全力疾走ぶりが際立っている。

真壁刀義も、そのような迫力ある演技を見せてくれるのだろうか。

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(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一

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