米国人が日本を連想するコンテンツは? アニメと漫画では意外な差も…

アメリカ人に「日本を連想するコンテンツ」を調査してみたら…『ピコ太郎』の順位は?

ピコ太郎
(画像は公式YouTubeのスクリーンショット)

経済産業省が旗振り役となって、日本のコンテンツを世界にアピールする「クールジャパン戦略」。 漫画やアニメ、ゲームや音楽などさまざまなものが世界に輸出されるようになった。

しかし、実際には、何がどれくらい評価されているのだろうか?

しらべぇ編集部は、リトアニアに本社を持つ調査会社Syno Japanと共同で米国人1,050名を対象に調査を実施。

アニメ(Anime/Animation)/漫画(Manga/Comics)/ゲーム(Games)/実写映画(Live-action films)/AV(Pornographic videos)/ピコ太郎(PIKOTARO)について、それぞれ「日本を連想するか否か」を聞いた。



 

■「ジャパニメーション」でも5割

日本産コンテンツ

もっとも日本を連想する割合が高かったのは「アニメ」で5割を超え、任天堂やプレステなどが海外でも人気のゲームが続く。

一方で、漫画はアメリカにもコミック文化があるためか、3人に1人しか日本を連想する人はいない。

AVは、男性では19.4%が「日本を連想」と答えたが女性は4.8%にとどまり、全体では1割ほどとなった。

ジャスティン・ビーバーに認められることでブームに火が付いたピコ太郎だが、日本を連想する人が1割を切ったのは、コンテンツが英語で国籍不明なためか、そもそも知られていない可能性もある。


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■日本産コンテンツは健闘も今後に課題か

アニメやゲームで米国人の2人に1人が「日本を連想」と答えたのは、今後に期待が持てる数字だ。クールジャパン戦略など、海外への売り出し方や国内産業の育成が望まれる。

とはいえ、つくった国はどこであっても良質なコンテンツと評価されたほうが市場が拡がる可能性もあり、その意味では、今回日本との関連性が低く出たピコ太郎などは、国産コンテンツの新しい道を切り拓いたと言えるのではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト 調査協力/Syno Japan

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全米50州に居住する10代~60代の男女1050名(有効回答数)

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