「卒業式の後輩たちに贈りたかった…」バラを盗んだ少年の動機に賛否両論

社会

2017/03/30 21:00

(Trip_Series/istock/Thinkstock)
(Trip_Series/istock/Thinkstock)

福岡県田川市に住む16歳の少年が、バラを14本盗み逮捕される事件が発生。その一風変わった動機が賛否両論となっている。



 

■動機は「卒業する後輩に贈りたかったから」

この少年が盗んだのは、1本約900円のレインボーローズと呼ばれる7色にきらめくバラ。このご時世なら、珍しい花を盗み「転売」を企てる人間もいるかもしれない。

しかし、少年の動機はそのようなものではなく「中学校を卒業する後輩たちのために贈りたかったから」だそう。なんとか自分の気持ちを形で伝えたかったのだが、金がなかったため、盗んでしまったという。

バラを盗まれた花屋の関係者が、贈られた後輩たちがレインボーローズを持っている様子を目撃。そこから犯人の少年が捜査線上に浮かび、御用となった。

一連の行動や動機についてはネット民からは

・「本当はいい奴なんだろうと思う」


・「和んだ」


・「動機はかわいい」


・「親がお金を出してやるべきだったのでは」


などの同情的な声もでた。一方で

・「どんなことがあっても盗みはいけない」


・「自分で働いて贈らなければ意味がない」


・「盗んだバラを贈られてもうれしくない」


と厳しい声もあがっている。いずれにしても、バラを盗んだという行為は犯罪であり、許されるものではない。


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■更生に期待

万引きは窃盗であり、絶対に許されるべきものではない。この少年は、しっかりと反省し、罪を償う必要がある。一方で、後輩たちにバラ贈りたいという温かい心も持っているだけに、更生にも期待したいところ。

ちなみに、しらべぇ編集部が全国の20代から60代の男女1,362名に「万引・置き引き」の経験の有無を聞いた調査では、約5~26%が「したことがある」と回答。

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40代に至っては、その割合が25.9%にも及ぶ。やってはいけない犯罪行為ということが大前提であるが、経験者は一定数存在している。中には、万引き・置き引きという行為を反省し、更生して社会に出ている人間もいることだろう。

この少年も罪を反省した上で、今度はしっかりと働き自らの額に汗したお金で、人にプレゼントをする喜びを経験してほしいものである。


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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代~60代の男女1,362名(有効回答数)