今や懐かしい「全米が泣いた」日本人は映画で泣く?泣かない?

(TAGSTOCK1/iStock/Thinkstock)
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かつてハリウッド映画の感動作には、お約束のように「全米が泣いた」のキャッチコピーがついていた。

最近は「#全米が泣いた」というハッシュタグがネタ的に使われ、それをもじった「全俺が泣いた」なんて使い方で、その面影を残している。

それらの作品で、本当に全米が泣いていたかはさておき、「泣ける映画」というのはしばしば話題になるが、実際に映画を観て泣く人はどれくらいいるのだろうか?

しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,332名を対象に「映画を観て泣いたことがある」人の割合を調査した。


 

■全日本は泣いてない

全体では67.4%が「映画を観て泣いたことがある」と回答。かなり多くの人が泣いているようだが、全日本は泣いていないようだ。

男女別で見ると男性は56.5%、女性は78.4%で、女性の方が20ポイント以上高い数値になっているものの、男性も半数を超える結果に。

性別・年代別で比較してみると

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女性は全般的に7割以上が「泣いたことがある」が、男性は20代が43.6%と半数以下、30代・40代で半数を超え、50代からグッと増える。

よく「年をとると涙腺が…」などと言うが、経験を重ねると涙もろくなるのは本当のようだ。
特徴別で見てみると

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最も高い割合を示したのが「韓流ファンだ」の83.1%。韓流ドラマのファンには、女性が多いことも関係しているだろうが、あの独特の世界観を楽しむには感情移入しやすい――といった特徴もありそうなだけに、納得の割合だろう。

また、あてはまらない人との差異が大きかったのが、「いま、自分は幸せだと思う」の9.9ポイント。「幸せだ」と実感できる“素直さ”が、映画を観て「泣ける」ということにつながっているのかも。


 

■泣く気で行く

実際に「映画を観て、よく泣く」という人に話を聞いてみた。

「涙を流してスッキリする『涙活』って、流行りましたよね。『涙活』を試して以来、“泣くとストレス解消にもなるな”と、泣ける映画を探して観るようになりました。はじめから泣く気なので、タオルハンカチ持参。メイクが崩れるから、1人で観に行くようにしています」(30代・女性)


「昔から泣ける映画が好きで、よく観ます。若い時は暗い劇場でも、泣いているのを見られるのがイヤで、レンタルして家で観ていたけど、やっぱり劇場の音響とか大画面で観た方が、より泣ける作品ってあるじゃないですか。だからなるべく劇場へ行きますね。

日中だったら、帰りはサングラスという手もあるけど、最近はレイトショーやミッドナイト上映もあるので、金曜日の夜に予定がないと映画館で泣く…というのを楽しんでいます」(50代・男性)

大人になると泣き顔を人に見せるのは抵抗があるが、確かに泣くと、どこか気持ちがスッキリすることもあるし、泣くほど感動する――というのは、日常になかなかないもの。

最近泣いたのは、いつだろう? と思い出せない人は、たまには泣ける映画で、スッキリするのもオススメだ。

・合わせて読みたい→20代男性の28%は、映画を観て泣いた経験なし!でも、女性は「泣く男」に好感触

(取材・文/しらべぇ編集部・チーム・ぺる

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)

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