おしゃべりなコミュ障って?よくしゃべる人の自宅反省会
独演会のごとく、ひたすらしゃべり続ける人がいる。あまりの勢いで圧倒されそうだが、当人はどう思っているのだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の自分をおしゃべりだと思っている男女345名に「会話について」の調査を行なった。
その結果「しゃべりすぎたと後で反省することがよくある」と答えた人は、全体で70.4%と多くいることが判明。いけないと思っていながらも、やめらない人が大半のようである。
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■よくしゃべって家で反省会
男女別では、男性よりも女性のほうが多くなっている。
女性はおしゃべりが好きだと言われているので、反省している人がこれほどいるのは少し意外だ。
「話すのはもともと好きなのですが、テンションが上がって弾丸トークをした日は落ち込みますね。とくに自分のことばかり話してしまったときは、もっと周囲に配慮するべきだったなと」(20代・女性)
また話の内容を振り返り、後悔する女性も。
「勢いよくしゃべっているうちに、余計なことを言っていることがある。知り合って間もない人のプライベートを詳しく聞いてしまった日は、帰ってから申し訳ないと落ち込んだ」(30代・女性)
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■よくしゃべるのにコミュニケーション能力が低い人
よくしゃべる人に対して、おとなしい人がどのように思っているのかも気になるだろう。
「自分から話すのが苦手なので、よく話す人は助かる。職場でもよくしゃべる人のおかげで、新しい人ともすぐに距離が縮まるし」(30代・女性)
好印象を持っている人もいれば、一方で批判的な意見も。
「話が長い上司の相手は、本当に疲れる。しかもこっちがいっぱい仕事を抱えてもお構いなしに、数十分の説教が始まる。時間泥棒としか言いようがない」(20代・男性)
おしゃべりかどうかというよりも、コミュニケーション能力の差が問題のようだ。
コミュニケーションが苦手でよくしゃべると答えていること自体が不思議に思えるが、会話のキャッチボールが下手なのだろう。
会話上手になるのは、聞き役に徹することだとよく言われる。ただよくしゃべる人でも「人たらし」と思える人もおり、各自の個性をどう引き出すかが大切といえそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国の自分をおしゃべりだと思っている男女345名 (有効回答数)