受験勉強が終わっても勉強すべきだった?50代の45%が後悔中
「生涯学習」という言葉があるように、人間はいくつになっても新しく学べる生き物。しかし、中には「勉強らしい勉強なんて、受験勉強で終わっちゃった」という人もいるのではないだろうか。
そして、若いうちは気にしなかったが後々後悔することも……しらべぇ編集部ではそんな人の割合を調査することにした。
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■4割弱が「勉強しておくべきだった」
しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1378名に調査を行なった結果、「受験勉強が終わっても勉強しておくべきだった」と回答したのは全体の39%。少なくない人が、大人になってからも勉強を続けておくべきだったと後悔しているようだ。
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■若いうちは後悔していないが……
年代別でみると、男女ともに50代までは綺麗に数値が上がっていく結果に。すべての年代の中でもっとも後悔する人が多かった50代では44.8%の人が該当することになった。
受験勉強を終えて間もない人も含まれる20代では、己の不勉強を恨む人も少ないが、年齢を重ねるにつれ「脳みその若い頃にやっておけば良かった」「習慣をつけておくべきだった」と思うようになるのかも。
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■高年収目前の人ほど悔やむ?
年収別では、面白い結果が。年収700~1000万円の層がもっとも高い後悔率であるの対し、年収1000万円の大台を突破すると数値がぐっと低くなるのだ。
「あと少しで高年収者の仲間入りができる、だからこそなにかもうひとつ身につけておくべきだった」と前者が考えるのに対し、後者は「今でもう十分」と考える人が多いのかもしれない。
4月になり、新しいことを始めるにはちょうどいい時期。自分に足りないものを分析し、補うための努力を始めるのも悪くないだろう。
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(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20~60代の男女1378名(有効回答数)