キラキラネームの子供が親から虐待 84歳男性の言葉が深いと話題
ここ10年ほどで一気に増えた特徴的な名前の子供たち。「キラキラネーム」「DQNネーム」などとも称され、「子供がかわいそう」「ペットじゃないんだから」と親に対して批判的な声も少なくない。
しかし、そのような声とはまた違った感想を持つ人もいるようだ。今、ひとつのツイートが注目されている。
■予想外すぎる? 深いおじいちゃんの一言
ツイッターユーザーのさいこ (@ponsaiko)さんのツイート。祖父が「虐待のニュースを見ていたら、パッと見たら読めないような凝った名前で」と言い出したので、説教めいたことを言うのかと思いきや「一生懸命考えて素敵な名前にして、きっと虐待するつもりなんかなかったんだろうなぁ」と呟いた、というものだ。
わいの祖父(84歳)が、「虐待のニュースを見ていたら、パッと見たら読めないような凝った名前で」と始まり、(おお?来るか「最近の親〜ペット感覚〜」)と思ったら「一生懸命考えて素敵な名前にして、きっと虐待するつもりなんかなかったんだろうなぁ」と何だか切なそうに呟いていた。
— さいこ (@ponsaiko) 2017年4月9日
たしかに、子供に名前をつける際に「いつか虐待してしまうかも……」などと考える親はいないはず。むしろ、愛しているがゆえに珍しい名前をつけた可能性のほうが高いだろう。
このようなニュースを見たとき、「変わった名前をつけるんだから、まあそういう親だったんだろう」と、どこか偏見を含んだ見方をしてしまう人もいるかもしれないが、ニュースが報じるのは、事実のごくごく一面に過ぎないのだ。
このツイートは多くのRTを獲得し、拡散されている。
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■キラキラすぎる名前は法律で禁止すべき?
しらべぇ編集部ではキラキラネームについて調査を実施済み。その結果、「『水=あくわ』などの珍名付けを法規制すべき」と答えた人は全体の39.5%。子育て世代の30~40代がもっとも高い該当率で、4割以上が同意する結果となった。
今ではすっかり支持率が低くなってしまった感もある「キラキラネーム」。しかし、名前が特別であってもそうでなくても、自分の子供が特別ではない人はいないはず。名前に込めた想いや愛情が、嘘になってしまわないことを願うばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20~60代の男女1365名(有効回答数)