私は負けない!「ブラック会社にやり返した人」の大胆な行動3選
ブラック企業への仕返しを行なった人のエピソード
きちんとした待遇も用意せずに、社員をこき使いまくる「ブラック会社」。退職したとしても、その当時にされた不当な扱いは思い出してもイライラするだろう。
中には、そんなブラック会社にやり返して、スッキリとした気持ちで退職した人たちもいるようだ。しらべぇ取材班は、話を聞いてみた。
①一緒に働いている人と協力して、何も言わずに無断退職する
院長にイヤな顔をされて『早く帰ってきてよ』と言われる始末。また残業も毎日のように数時間単位でありましたが、賃金は一銭も出ませんでした。
この他にも多々ヒドいことがあり、我慢の限界がきて、一緒に働いていた衛生士の女性と計画を立て、ある日何も言わずにふたりでバックれてやりました。
院長は出勤したら、診療所は真っ暗でだれもいないし、朝の準備も整ってないし、今日の治療もどうしよう…と、顔面蒼白だったはず。いい気味ですね」(女性・27歳)
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②ダークな口コミを書いて、お店の評価を落とす
皆、必死で動いているのに、『料理を早く持っていけよ!』と背中に思いっきり蹴りを入れたり、その蹴りでバランスを崩してお皿を割ってしまったら、
『ふざけんな、罰として素手で拾え。皿代も給料から引くから』と、胸ぐらをつかんで言ってきたり。雇われているとはいえ、こんな奴隷みたいな扱いはない。
こんな奴のお店が繁盛するなんてムカつくと思い、グルメサイトに『このお店の料理はまずい』『最悪』など、口コミを書き込んでやりました」(女性・26歳)
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③「弁護士と内容証明を送ります」と脅す
その後、銀行にも確認したうえで、振込まれていない旨を連絡しましたが、電話も繋がらず、メールで送っても返信がなし…という最悪な事態に。
でもここで泣き寝入りするのはイヤだと、『給料を振り込んでいただけないなら、近日中に弁護士と協議し、内容証明をお送りします』とメール連絡。
数週間無視していたのに、すぐに連絡がきて『銀行の決算システムに問題があり送金できていなかったようです』と嘘の言い訳をして、即振込んできました」(女性・30歳)
社員を大切にしないことは、会社にとっても結局のところはマイナスになるのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)