相葉雅紀主演『貴族探偵』が挑戦的すぎ 開始17分で主役登場
フジテレビ系月9枠『貴族探偵』。武井咲、井川遥、生瀬勝久、仲間由紀恵など豪華共演陣にも注目だ。
相葉雅紀主演で17日から放送が始まったドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)。月9枠30周年を記念する本作は、結果として原作ファンから賞賛の声が相次ぐ、非常に挑戦的な出来栄えとなった。
■「原作に誠実」な作りに賞賛相次ぐ
原作はステリー作家・麻耶雄嵩による小説。殺人事件のトリックを主人公が一切推理しないという斬新な作風で、コアなミステリーファンに支持されてきた。
その奇抜な作品世界ゆえ、映像化は非常に困難というのが原作を知る人たちの共通見解だったわけだが、今回の出来栄えは彼らも納得の仕上がりだった様子。Twitter上では、賞賛の声が相次いでいる。
原作に忠実でなく、原作に誠実。それが伝わってくるなんて、素晴らしいの一言に尽きるじゃないですか。相葉くんが御前でよかった。あなたにしかできないと思うよ
— 一ノ瀬貴族探偵 (@__ichinose7) 2017年4月17日
ミステリ小説を実写化するに当たって大なり小なり手を加えるのは当たり前(というかそれをしないのは原作再現ではなくただの怠慢)なわけだけど、単なる省略・改変に留めず新たな「ミステリ」に仕立ててきたのほんと100000000点満点
— 春日野 (@kasuganono) 2017年4月17日
麻耶雄嵩が月9になる世界線ほんとうにほんとうにありがとう #貴族探偵
— ないだ@探偵とは何ですか (@naida47) 2017年4月17日
「探偵とは事件解決のための舞台装置」「なら探偵っていう存在は突き詰めるとどうなるんだ?」という命題が、月9であまりにも誠実に再現されてしまったことに唖然として涙を流しながら空を眺めています #貴族探偵
— あかり@貴族探偵は最高だった (@kata40) 2017年4月17日
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■相葉くんの出番が少ない 開始17分でやっと…
しかし、前述したように相葉演じる「貴族探偵」は、自らは推理せず、使用人たちに代わりに推理させる立場。ゆえに登場する場面も少なく、開始17分でやっと姿をあらわすも、その後すぐに画面から消えてしまう。その後の出番も、「主演」としては考えられないほど少ないものだった。
これに対して、「そういう作品なんだ」とわかっていながらも、さみしさを覚えてしまうファンもいたようだ。
貴族探偵なかなかなかよかったのお!!!
相葉くん、開始してから
17分で登場して、18分で顔映った。
そして、顔映ってしゃべったセリフが「ようこそ、わが家へ」
やりましたねフジテレビ#貴族探偵— にのあみ (@suupaasutaa) 2017年4月17日
貴族探偵の主役って相葉くんだよね…??
なんか出番少なくない……??
— しずく (@s_ekf) 2017年4月17日
武井咲、生瀬勝久の出番が多かったことから「もはやこっちが主役なのでは?」と思ってしまう人もちらほら。
ドラマ「貴族探偵」がなかなか面白かった。まさか主役が生瀬勝久だったとは!
— J.TSURUTA (@tom12251011) 2017年4月17日
武井咲が主役みたいって言われてるけど、原作はもっと貴族探偵の出番少ないから!!増えてる方だから!!
— 小野 (@ono_satoto) 2017年4月17日
貴族探偵はもう生瀬さんが主役でいいんじゃないかなと思うくらいの活躍っぷり。
— Shuu (@akikazeshuu) 2017年4月17日
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■怖くて見られなかった人も?
ちなみに、しらべぇ編集部の調査では、「マンガや小説など原作を元にした映像化作品は原作だけを読む派」と答えた人は全体の28%となっている。
かなり挑戦的な映像化となった本作。「怖くて見られなかった……」という人も、絶賛相次ぐそのクオリティを確認してみるのはいかがだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
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