単純作業が嫌い意見に忠告も!「華やかな仕事も裏では…」
「刺身の上にタンポポを乗せる仕事」も楽じゃない?
ネットでは簡単な仕事の例として、「刺身の上にタンポポを乗せる仕事」がよく使われている。しかし単純作業は、本当に楽なのだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,332名に「仕事について」の調査を実施。「単純作業は嫌い」だと答えた人は、全体で23.3%だった。
■「4枚つづりになった資料を2枚に分ける」バイトがつらい
男女別では、女性よりも男性のほうが多い結果になっている。
単純作業が嫌いだという男性は、過去にしたバイトで嫌な思い出があるようだ。
「昔、DMをあつかう会社の短期バイトで、『4枚つづりになった資料を2枚に分ける』って作業をした。やることは楽だけど、『1分がこんなに長いのか』って感じで精神的につらかった。もう、やりたくない」(20代・男性)
一方で事務職の女性は、細かい作業が好きだという。
「事務職だから、入力やチェックなどのルーチンワークがほとんど。細かいことは昔から好きなので、私はあまり嫌ではないですね」(30代・女性)
各自の性格によっても、好き嫌いが分かれそうだ。
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■華やかな仕事の裏には単純作業が
低収入よりも高収入のほうが、単純作業を嫌う人が多い。
複雑な仕事ほど収入がいいと考えるのならば、この結果には納得がいく。ただ単純作業については、こんな意見もある。
「どんなに華やかに見える仕事でも、裏では単純作業をしている。表面的に見える部分だけに憧れていると、実際にその仕事に就いたときにギャップに苦しむことにもなりかねない」(40代・男性)
単純作業は退屈を感じるところもあるが、重要な仕事なのはたしかだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の男女1,332名 (有効回答数)