登場人物は宇宙人!?『美しい星』舞台挨拶で全力「火星人ポーズ」披露

映画『美しい星』舞台挨拶にリリー・フランキー、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介、吉田大八監督が登壇。

4月24日、映画『美しい星』の完成披露試写会が東京・有楽町朝日ホールにて行われた。

舞台挨拶には吉田大八監督をはじめ、主演のリリー・フランキー、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介が登壇。


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■火星人に水星人に、謎の宇宙人?

原作は巨匠・三島由紀夫の異色のSF小説「美しい星」。もともとは小説が連載されていた1962年が舞台になっていたが、映画化にあたって舞台を現代に移すなど設定を大胆にアップデートしている。

冒頭の挨拶でそれぞれ「〇星人役の…」と名乗ったため、客席からは笑いがこぼれ「映画会社から言われて(〇星人役と)言ったのですが、みんなが馬鹿を見るような目で…」とリリー。

嘆きは止まらず、「晴れの日なのにうちの長男はパジャマで来ちゃって…」と亀梨にも口撃が。確かにこの日の服装は紺色のパジャマ風の衣装に丸メガネ、黒のローファー。これには観客も思わず爆笑していた。

リリー:お天気キャスターの火星人で、不倫もしてます。(笑)

セリフに専門用語がたくさんありまして、しかも、「高気圧が〜」と言いながら泣けっていうんですよ。なかなか情緒不安定じゃないかと。


金星人の橋本は、「美しさ」がポイント。

橋本:監督と話したときに「暁子の存在をもって美を正したい」と言われて。絶対に美しくなきゃって重圧があったんですが、迷いを一切捨てて「自分は絶対に美しい」と思い続ける一ヶ月でした。


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■家族は仲良しで、スタッフも入れないくらい

家族を演じた4人は自然に役名で呼び合い、控室でも4人で固まっていて、スタッフが近づけないほどだったそう。

亀梨の役は家にいるシーンがなく、「一雄が帰ってこないんだよ」「野球の練習ばっかり」と父親・リリーがポロリ。その亀梨からは「妹は妹で(橋本は)クールな印象なのに、劇中に出てくる動物に、今まで見たことないくらいのテンションをさらけ出してました」とバラされていた。

謎の男・佐々木はかなり苦労したようで…

佐々木:セリフを言うと「今のは、日本語みたいに聞こえました」というダメ出しが。 「僕は宇宙人だと思っていいんですよね?」と聞いたら、「宇宙人だと思っている人だと、思ってください」と言われて。(笑)

「ここ、ガーって!」「ガーっていうのはなんですか?」「そこは聞かないでください」とか…なんかよくわからないんですが、宇宙人であることを演出しようと(監督が)してくださいました。


さらには「今のはちょっと宇宙人すぎますね」という異次元の会話が繰り広げられていたそう。

あまりにもみんなが嘆き続けるため、吉田監督が「ここに立ってるのが辛くなってきた…」と思わずこぼすほど。


■正しいことを声高に言うと「変」扱い

この映画のテーマの1つは「美しい星・地球を救う」。それに引っ掛けて司会から「最近、これはまずいぞ、止めなければ! みたいなことはありますか?」と聞かれ、

リリー :亀梨くんなんかある?

亀梨:今日ちょっとまだ寝起きなんで(笑)…どうですか、お母さん?

中嶋:地球人だからわかんないです


と家族で押し付けあう場面も。


映画を振り返り、(今の地球では)正しいことを声高に言う人は「変な人」「宇宙人」扱いされる…そこにハッとさせられたという亀梨。

異星人だの、宇宙人だの…と謎すぎる話が連発しているため、リリー曰く「こういう話をすればするほど、ネズミ講のセミナーみたい。見ていただければわかるんですけど、なかなか説明がしづらくて…」と苦笑いを浮かべた。

最後に、吉田監督とリリーから一言。

吉田監督:みんなには大変な苦労をかけましたが、 僕としては「いい映画を作ったので見てください」ということだけです。


リリー:(取材でも色々聞かれたが)撮影中のエピソード、ほとんど辛くて覚えてないんですよ。吉田大八っていう宇宙人に一回連れ去られて、記憶消されて、また戻されたのかなと(笑)


最後には、全員で「火星人ポーズ」を披露。

映画『美しい星』は5月26日に全国公開される。宇宙人演技をぜひチェックしたい!

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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ