「コイ」じゃない!? 高知県黒潮町では端午の節句に『○○のぼり』が登場する
高知県黒潮町では、意外な○○のぼりを観ることができる。東京都民が「そんなに○○好きなの!?」と驚いたのぼりとは…
端午の節句に掲げられるモノといえば、東京では『こいのぼり』が定番。
むしろ「こいのぼり以外に掲げるモノなんてあるの?」という人がほとんどだと思われるが、高知県黒潮町では意外な『○○のぼり』が登場するのだ。
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■○○のぼりとは…
その『○○のぼり』とは、高知県民ならみんな大好きなアノ魚をモチーフにした『かつおのぼり』。
取材班が訪れた4月末にも、幡多郡黒潮町にある道の駅『なぶら土佐佐賀』で青空を勇壮に泳ぐかつおのぼりの力強い姿を見ることができた。
ほかの地域では、「滝を登って龍になった」という鯉の伝説からこいのぼりが掲げられるもの。
しかし黒潮町では、「かつおのようにたくましく元気に育ってほしい」との願いを込め、かつおのぼりが掲げられるそうだ。
道の駅では子供が手に持って遊べるのぼりも売られており、地域の人にかつおのぼりが愛されていることがよくわかる。
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■かつおの産地で観られる
ちなみに、この『かつおのぼり』を掲げる地域は黒潮町以外にもあり、鹿児島県枕崎市や沖縄県本部町など、かつおの名産地として知られる場所で観ることができる。
しかし、黒潮町の『○○のぼり』は、じつはかつおのぼりだけでなく、もうひとつあるのだ!
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■「くじら」ものぼりに
それは『くじらのぼり』。ホエールウォッチングで有名な黒潮町だけあり、くじらのぼり単体では宮崎県にもあるがかつおのぼりと一緒にくじらのぼりが泳ぐ勇姿を楽しめるのはココだけだろう。
5月は高知県でもかつおが獲れはじめる時期。ゴールデンウイークにかつおのぼりを観終わったら、美味しい初がつおを食べに行ってみてはいかがだろうか。
(寄稿/高知県情報サイト『高知家の◯◯』)