仕事や勉強の疲れもリセット 寝ているときが一番幸せな理由とは
疲れを取り集中力も回復する睡眠は、人々に幸せをもたらす最高の時間のようだ。
人生の3分の1を占めると言われている、睡眠。寝ることはとても重要であり、人々にさまざまな効果をもたらす。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,336名を対象に調査を実施。「寝るときが一番幸せだと思う」と答えたのは、全体で53.6%。半数以上もの人が、睡眠に喜びを感じているのだ。
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■会社員の最大の喜びは眠り
職業別で見ると、会社員では6割近くと多い割合になっている。会社でのストレスをリセットするには、しっかりと寝る時間も必要だ。
「仕事の疲れや悩み、すべて忘れて眠る。起きたらまた仕事が待っているけど、寝ているときだけは開放される。寝ることは、なによりも幸せだと思う」(30代・男性)
一方で無職・家事手伝いは、4割と会社員よりも少ない結果である。いつでも寝られる生活だと、睡眠にあまり喜びを感じられないのだろうか。
「眠りにつくまでの時間に、いろいろと考えてしまう。考えすぎて、眠れない日もあるし。ゆっくりと眠れること自体が、幸せなんだと思う」(20代・男性)
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■睡眠は勉強や仕事の効率を上げる
また、ガリ勉だった人たちは、寝るときが一番幸せだと思っている人が多い。勉強には、睡眠が重要だという。
「睡眠時間を削ってまで勉強はしなかった。しっかりと寝て、すっきりとした頭で勉強をしたほうが、はかどるので」(20代・男性)
同じことは、仕事でもいえる。
「疲れた体と頭で仕事をしても、効率が悪いのは当然。夜にしっかりと寝るのはもちろんだけど、昼寝をして集中力を取り戻すのもおすすめ」(30代・男性)
不眠症で眠れない日々に苦しむ人が増える中、眠りにつけることはやはり幸せのひとつだといえそうだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,336名 (有効回答数)