こどもの日は菖蒲湯に入る?なかなか馴染みがない世代も…

端午の節句に入る、菖蒲湯。こいのぼりや柏餅ほど馴染みはないようで…。

2017/05/05 10:00

(©写真AC)

江戸時代、5月5日を尚武の節日として祝ったのが端午の節句の由来であり、こどもの日の大元だと言われている。その尚武と菖蒲(しょうぶ)をかけて、菖蒲湯に入るようになったそう。

いまでもスーパーなどで菖蒲の葉が売られているが、実際5月5日には菖蒲湯に入る…という人はいるのだろうか。



 

■男性のほうが馴染みがある?

しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,336名を対象に「こどもの日には菖蒲湯に入る」かどうか調査したところ、「入る予定だ」と答えたのは14.2%。こいのぼりや柏餅に比べると馴染みが薄く、ハードルが高いのかも。

性年代別で見てみると、なぜか40代のみ男女ともに低い。

30代〜50代の女性たちは特に「それ用意して掃除するのは私でしょ?」と、わざわざ菖蒲湯に入るのはめんどくさい…と考えているのだろうか。


関連記事:10代男女の6割がコロナ前より家族と過ごす時間増 ときには喧嘩も…

 

■菖蒲湯に入ると…

5月5日に新しくためたお湯に菖蒲を入れた風呂に入れば、暑い夏を丈夫に過ごすことができると言われている。また、風呂の中で菖蒲の葉の鉢巻を締めると効果はさらに高まる…なんて話も。

小さい頃、親や祖父母から「健康になれるから頭に巻きなさい!」と言われて、よくわからずにぐるぐる巻いてみた人もいるはず。

ちなみに菖蒲湯は香りも爽やかでアロマテラピー作用も期待でき、薬湯としても効果があるそう。



関連記事:嵐・相葉雅紀がこれからの人生を共にする相手とは… 地元ロケで意外なエピソード

 

■「家では無理」ならば…

家の湯船が狭い、菖蒲の葉を用意できない…など、「家で菖蒲湯は無理」な人もいるだろう。

そんな人にオススメなのが銭湯だ。5月5日は全国各地の銭湯で菖蒲湯を行っている。さらには小学生以下が無料になるなど、来場者向けイベントを行っているところも。

せっかくならば、広い湯船で家族仲良く汗を流すのもいいかもいいかもしれない。

・合わせて読みたい→バスタイムは好き? 風呂嫌いなのに銭湯好きがいる不思議も

(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20代~60代の男女1,336名(有効回答数)

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

銭湯調査こどもの日菖蒲湯
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング