今度は本当?大仁田厚が7度目のプロレスラー引退宣言も「ネタだろ」の声

大仁田厚が10日都内で記者会見を開き、体力の限界を理由にプロレスラー引退を表明した

2017/05/11 22:00

(画像はTwitterのスクリーンショット)

10日、プロレスラーの大仁田厚(59)が記者会見を開き、「2017年10月31日を以って現役を引退する」と宣言。

大仁田の引退宣言は、これで7回目となる。



 

■今度は本気?

会見で大仁田は「プロレスを40年やってきて、昨年腕を2箇所と腰を骨折した。一生懸命やるのはこれまでかなという思いに達した」と引退の理由を説明した。

続けて「いろんな方にご迷惑をかけ、顰蹙も買ったと思う。そこはプロレスが好きだという気持ちでやってきたので、どうか許していただきたいと思っております」とコメント。

引退の理由を素直に心境を語り、有終の美を飾ることを宣言したのだが、ネット民からは「またかよ」「詐欺だろ」など、信じていない人がほとんどのようだ。


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■2度目の復帰にファンが激怒

なぜ大仁田はここまで信用を失ってしまったのか。それは2度目の引退に原因がある。

1度目の引退後、復帰した大仁田は、プロレス団体「FMW」を旗揚げ。王道とは一線を画した「邪道プロレス」でカリスマに。人気絶頂の1994年、天龍源一郎に敗れたことをきっかけに、1年後の引退を宣言。1年かけて「引退ツアー」として全国を回る。

そして1995年5月5日、川崎球場大会で弟子のハヤブサと一騎打ちを行い、華々しく2度目の現役を引退。感動のフィナーレに多くのファンが涙し、本人も「復帰は絶対にない」と宣言していた。


しかし1996年、突如リングに舞い戻る。これに「引退ツアー」を観に行った一部ファンが激怒。「俺の涙を返せ」「金を返せ」などと猛批判を浴びることに。

それに対し大仁田は、自分のことを「ミスター・ライアー」などと呼び、開き直る。そんな彼の振る舞いに一部ファンがアンチ化。

それまでプロレス界のカリスマとして君臨していた大仁田は、一部から嘘つき呼ばわりされるように。

その後もネタのように引退と復帰を繰り返し、現在では「大仁田厚と宮崎駿の引退は信用できない」といわれるほど、信憑性がないものとして認識されている。


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■プロレスファンに聞いてみた

プロレスファンで元FMWファンというMさんに、引退宣言について聞いてみた。

「大仁田は現役プロレスラーとしてはナンバーワンのネームバリューを持っていますし、固定ファンも多い。利用したい団体はまだまだあると思います。金を積まれてオファーを受ければ、また復帰するのではないかと…。なにせ需要がありますから。


それに大仁田に求められているのは試合じゃなくて存在ですからね。多分しばらく休んでまたシレっと戻ってくると思います」


本当に引退するのか、それともやっぱり「詐欺」なのか。今後の動向が注目される。

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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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