好きな人が悪いことをしてもかばう? 「批判も優しさ」との声も
好きな人が過ちを犯してもかばってしまうのは男性が多い結果に。「あえて厳しくするのが優しさ」と思っている人も。
法に触れることから些細なことまで、愛する人が過ちを犯すことも考えられる。大切な人の失態は、なにがなんでもかばうものなのだろうか。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,336名に「人をかばう行為について」の調査を実施。「好きな人が悪いことをしてもかばう」と答えた人は、全体でわずか24.5%だった。
■相手を思ってかばわない女性
性年代別では、どの年代でも女性よりも男性のほうが多い結果である。
男性のほうが、悪事に対しての許容が広いのだろうか。
「やったことにもよるだろうけど、逆境のときほど自分が支えなければと思う」(30代・男性)
一方でかばわないと答えた女性は、次のような意見だ。
「きちんと批判することも、優しさのひとつだと思う。なんでも許してしまい、悪いことを自覚しないまま終わるのは本人のためにもならない」(30代・女性)
また女性は年代が上がるほどに、割合が減っている。
「夫で想定するといい年なので、分別のついた行動をして欲しいと思った」(40代・女性)
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■ダメな異性がさらにダメになる理由
ダメな異性が好きな人は、半数以上もの人は悪いことをしてもかばうと答えている。
悪いことをするような相手を自分から選ぶような人たちなので、かばうのは当然だろう。
「浮気性や仕事が続かないなど、今まで付き合ってきた人はダメな人ばかり。友達に『甘やかすから調子に乗るんだよ』といつも言われる」(20代・女性)
「私と付き合っているときはダメだった人が、気の強いと女性と結婚をしてうまくやっているらしい。言うこと聞かないと怒られるから尽くしてたけど、尻に敷かれるくらいがその人には良かったのかも」(30代・女性)
厳しさと優しさをうまく使い分けたいものだが、難しいのが現実のようである。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20代~60代の男女1,336名 (有効回答数)