取引先と揉めた!とりあえず謝るか、「自分が悪ければ」謝るか

仕事上の取引相手と問題が起きた時、すぐに謝るのか、責任があれば謝るのか。中には「絶対に謝らない」人もいるようだ。

(AH86/iStock/Thinkstock)

会社で働いていると、ちょっとしたミスや誤解から取引先を怒らせてしまった! という、顔面蒼白な場面はありえること。

出来る限り避けたいけれど、そんなことが起きてしまったら…どうするだろうか。


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■悪くなくとも

しらべぇ編集部が20代〜60代の有職者620名を対象に「仕事の取引相手と揉めたらどうするか」を調査したところ、「とりあえず謝る」人と「自分が悪ければ謝る」人が同率に。

原因がどちらにあろうとも、まずは謝ろう…と思っている人は少なくないのだ。

「とりあえず謝る」人は若い女性に多く、特に20代では57.6%にも。まずお詫びをして怒りを鎮めてもらい、それから原因について検討していくのだろう。

しかし同じ20代でも、男性は「絶対謝らない」人が全年代でもっとも多いのだ。14.8%の人は「自分が悪くても絶対に謝らない」と回答している。そんな態度をとったら余計にこじれてしまいそう…と思ってしまうのだが、大丈夫なのだろうか。


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■年収が高い人の謝罪「自分が悪ければ」

謝罪スタイルは年収でも差がある。

「絶対謝らない」人の率はほぼ変わらないのだが、年収1,000万円以上の人は「とりあえず謝る」ことをしないのだ。

「自分が悪ければ謝る」と回答した人が6割以上とダントツで多く、何か問題起きた際に、謝罪などですぐに対応するのではなく、きちんと原因を確認してから説明にいくのだろう。


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■「謝れと言われた」「簡単に謝るなと言われた」


「取引先から、怒りモードの電話がきまして。話をどんなに聞いてもかみ合わず、どう考えても先方の勘違いなのですが…。一向に謝らない私にイライラが増したようで、『お前じゃ話にならん、上司を呼べ!』と叫ぶ始末。



上司に代わり、対応してもらって落ち着いたようなのですが、『とりあえず謝っとけばいいんだよ!』と上司に説教されました。未だに納得いきません」(30代・女性)


「何か起きた時にすぐ謝る癖があります。その結果、『謝った=責任を認めた』と先方に判断され、うちのミスではないのに補填する羽目に…。



謝ればなんでも丸く収まると思ったら、大間違いなんですね」(20代・女性)


謝ることでうまくいくこともあれば、逆に状況が悪化してしまうこともある。時と場合、相手の状況を見て、使い分けるしかないのだろう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20代~60代の有職者620名(有効回答数)

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