「こいつさえいなかったら…」 子供の存在を後悔した親は2割も
子供を作ったことを後悔したことがある親の割合とは?
子供は親に色んな喜びや発見を与えてくれる。だが、彼らがいることで遊びや人付き合いなどが制限されてしまうのもたしか。
ダメだと思いつつも「もし、この子がいなかったらな」「もう少し結婚遅くても良かったかも……」などと考えた経験のある人はどれくらいいるのだろうか?
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■2割の親は後悔した経験あり
しらべぇ編集部が行った調査では「『子供がもしいなかったら……』と後悔したことがある」と答えた人は全体の19%。およそ5人に1人が経験ありという結果だった。
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■若いパパママほど後悔した瞬間あり
次に年代別で見ていくと、20では5割近く、30代では3人に1人と若い世代のパパママの該当率が極めて高い結果に。
育児で遊びのお誘いを断らざるをえなかったり、まだまだお洒落したい年齢なのに楽しめないなどの理由があるのだろうか。周囲に未婚者が多い分、ギャップを感じやすいのもありそうだ。
一方、40代以降になると数値はぐっと下がる。自分のことはそれなりに満足し、次の世代の世話をすることに喜びを感じ始めるのだろうか。あるいは、加齢にともなって色んなことを諦めたのかもしれない。
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■「親が毒親」な人は該当率が高い
また、「毒親に育てられた」と感じている人は44%と、そうでない人に比べて30ポイントほど高い数字に。
子供の頃、親から十分な愛情を与えられなかった人は、ときに自分の子供にも同じように接してしまうとされるが、それが実際に現れた数字と言えそうだ。
子供の立場からすればなかなかショッキングな今回の調査結果。しかし、彼らも「親である前にひとりの人間」であることを考えると、上記のように感じてしまう人がいるのも仕方のないことなのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20~60代の子供がいる男女607名(有効回答数)