『美女と野獣』興行ランキング4連覇!ファンタジーは女子に鉄板
アニメやディズニー映画、「ハリー・ポッター」シリーズなど、ファンタジー作品のファンは多い
ディズニー映画『美女と野獣』が、公開から4週連続で興行ランキング1位を獲得中。
その実力は、ゴールデンウィークの集客を狙った人気作品が居並ぶ中でも首位を守り、興行収入も100億円超えが射程圏内といわれている。
興行通信社による「日本歴代興行収入ランキング」(5月14日現在)の上位10作品を見ると、1位『千と千尋の神隠し』、2位『タイタニック』、3位『アナと雪の女王』、4位『君の名は。』(上映中)、5位『ハリー・ポッターと賢者の石』、6位『ハウルの動く城』、7位『もののけ姫』、8位『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』、9位『ハリー・ポッターと秘密の部屋』、10位『アバター』。
実際に起きたタイタニック号沈没事故をベースにした『タイタニック』、人気刑事ドラマの劇場版『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』以外は、魔法や神話をはじめとするファンタジー要素のある作品だ
映画だけでなく、小説や漫画・ドラマほか多くのコンテンツでファンタジー作品は人気を集めているが、どれくらい多くの人が支持をしているのだろうか。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,340名を対象に「ファンタジー作品は好きか?」という意識調査を実施した。
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■女性はファンタジーが好き
全体では「大好き」13.4%と「まあまあ好き」39.6%で「好きな人」が53.1%、「あまり好きではない」34.3%と「嫌い」12.6%で「好きではない人」が46.9%と、半数以上は「ファンタジーが好き」という結果になった。
「大好き」「まあまあ好き」と回答した「好きな人」の性別・年代別データを見てみると
最も多いのは、ほぼ7割の20代女性。
30代は僅差で男性が上回るものの、それ以外ではいずれも女性の方が高い割合を示し、50代までの女性は過半数がファンタジー好き。
デート映画で迷ったら、ファンタジー要素のあるものから「これなんかどう?」と聞いてみるのがいいのかも。
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■ファンタジーでリフレッシュ
実際に「ファンタジー作品が好き」という人に、話を聞いた。
「以前は好きじゃないと思っていたのですが、子供ができて読み聞かせやDVDなどを一緒に観るうちに、すっかりハマってしまいました。子供向けだと思っていたら、意外と“大人だから”心動かされるポイントが多いです」(30代・男性)
「子供の頃からファンタジー作品が好き。本でも映画でも作品に触れている時は、常識とか、日頃のストレスとか全部忘れて、物語の世界に浸ります。その間だけでもピュアな気持ちになるし、とにかく大好きです。
たまにファンタジーをバカにする人がいますけど、イマジネーションの乏しい、可哀想な人なんだな…って思っちゃいますね」(20代・女性)
娯楽として考えても、日常を大きく離れるファンタジーの世界は、大きなリフレッシュになる。
多くの現実にさらされている大人だからこそ、時には固定概念や先入観を捨てて、ファンタジーを楽しむべきなのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・くはたみほ)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20代~60代の男女1,340名(有効回答数)