「イカの締め方」動画に虐待指摘 「命を頂いて生きる」と省みる声
釣ったイカを締める様子を撮影した動画をTwitterに投稿した学生に、一部のユーザーから「動物虐待」との指摘が。改めて「命をいただく」ことについて考えさせられる。
「魚を捌く」ことができる人は、それだけで「料理上手」という印象を持たれがち。
そんな中、ある釣り好きなツイッターユーザーが「イカの締め方」を実践した動画を投稿したところ、一部のユーザーから想定外の反応が返ってきてしまった。
■イカの締め方動画に「虐待」の指摘
「イカを締める時の動画」を投稿したのは、「水族館の飼育員」を目指して勉強に励む男子学生。釣り好きの人達に向けて「参考になれば」と、手際よく釣ったイカを締める様子を動画で撮影し、ツイッターに投稿。
しかし、一部のユーザーから「かわいそう」といった声や中には「動物虐待だ!」と指摘するコメントも寄せられた。
・かわいそう…
・なんか、イカの拷問みたいだ
・イカの気持ちになってください
・あなたは人間もしめるつもりですか?動物も人間と同じ命。なんで人間のために苦しめなければいけないのかよく考えてツイートしてください
・うん、わーすごい技術!犬殺して動画あげてるのと変わらない気がするんですけど
確かに、ひとつの生き物の命が失われようとしていることに変わりはない。しかし、これは決して虐待などではなく、「食べる」ためにする行為であり、極論を述べるならば、食べることをやめてしまったら人は死んでしまう。
中には、「動物虐待」を指摘するコメントを「面白半分で書いた」といったユーザーも見られ、大きく波紋を広げている。
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■「命をいただいて生きる」ことを省みる声
動画を投稿した学生ユーザーを批判するコメントに対し、「命をいただく」ことを改めて省みたうえで反論する声も続々とあがっている。
https://twitter.com/uq11j/status/866246119562420224
https://twitter.com/Tama_Mo_Fox/status/866293162502836227
「締める」ことは、生き物をいただくにあたり、少しでも苦しまず、より新鮮な状態を保つために必要な行為。
また、そういった行為をしてくれる人がいるおかげで、食にありつけるありがたさを噛みしめるような声もみられる。