『東京ビアウィーク』開催 140種類を超えるクラフトビールの世界がヤバい
修道院で作られた衝撃のビールに、ラズベリーの風味のビールも。ビールの世界が奥深い。
②修道院が作っているビール
味もさることながら、醸造されるまでのバックボーンも味わい深い「シメイ・グランドリザーブ・エイジドオーク」。
こちらのクラフトビールは、ベルギーとフランスの国境近くにある、スクールモン修道院で醸造されている。
11世紀頃より作られたこのビールは、修道士が自ら醸造したり、修道士や修道女が監督をしながら作られている。
ヨーロッパではペスト菌やコレラ菌が生水から感染することをもあったため、ビールをつくる修道院があり、健康的な飲み物として考えられてきたという。
肝心なお味は深みがあって濃厚。肉料理にもフィットする爽やかさを兼ね備えていた。
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③コーヒー風味のビール
こちらは、深煎りローストの珈琲豆を使って醸造した、常陸野ネストビールの「スプレッソスタウト」。
その昔、ロシアの皇帝に愛されたインペリアル・スタウトというビールをベースに、珈琲豆を発酵時に漬け込んで仕上げた一品。
そのまま飲んでも美味しいが、たとえばこのようなティラミスに…
スプーンで数杯、ビールを垂らしていただくと一気に大人の味わいに。
即席「デザートビール」の完成だ。こんな、さりげなくオシャレなこともできるなんて!
このビールを製造する木内酒造合資会社の専務取締役・木内洋一さんも自信の笑顔をみせてくれた。
6月4日には、本イベントの一環で、東京・千代田区の「常陸野ブルーイング・ラボ」というビアバーで、チーズとビールのペアリングを体験できるイベントが行なわれるそうだ。
クラフトビールとは「小規模な醸造所で職人が作る、伝統的で高品質なビール」のこと。
醸造家の自由な発想によって、じっくりと手間をかけたビールが世界中で作られている。
この機会に、より一層ビールの世界に触れてみては?
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(取材・文/しらべぇ編集部・大木亜希子 取材協力/東京ビアウィーク2017)