「犬の糞に日付と時間」 京都府の「糞害対策」が画期的過ぎると話題

京都府宇治市が実践した「イエローチョーク作戦」が低コストで効果絶大! 

2017/05/31 20:00

犬の散歩
(Kerkez/iStock/Thinkstock)

一部のマナーの悪い飼い主による「犬の糞の放置」。この問題に対し、低コストながら絶大な効果を発揮した画期的な対策が報じられ、話題となっている。



 

■「イエローチョーク作戦」で糞の取り締まり

犬の糞放置問題に悩まされていた京都府・宇治市が打ち出したのは、「イエローチョーク作戦」。その作戦内容とは、道端に放置されている糞をチョークで囲み、日付と時間を記載するというもの。因みに、糞の回収は行わない。

この作戦は、駐車違反の取り締まりを参考に、同市の職員が発案したものだという。この作戦を、宇治市内のとくに被害が大きいという地域で、昨年の1月から、市の職員が週2~3回のペースで実施。

すると、作戦開始前は約30箇所で放置されている糞が発見されていたが、現在はほとんど見当たらなくなったという。

また、宇治市が回覧板や広報誌で「イエローチョーク作戦」を紹介したところ、同年6月からは住民自らが取り組む自治体も出てきているのだそう。


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■「上手い方法」ネット民も絶賛

京都府・宇治市の画期的な方法に、ネットでも絶賛の声があがっている。

素晴らしいアイデア!


・自然と人間の良心に訴える実に上手い方法


・些細なことだけど、効果あるんですね。とても良いと思います。人んちの前でさせる無神経なバカ者もいますんで。


・京都ってこういう制度入れるの上手いよね


・記録されると人間怖くなるよね


深刻な糞害に悩まされている人からは「ぜひうちの地域でもやって欲しい」という切実な声も。

また、このニュースを受けて、ある「路上でのマナー違反」に同じく「チョークで記録してほしい」という意見があがっている。

・タン、ツバ、吸い殻もしたほうがいいと思う


・歩きタバコの人の周りもチョークで囲ってほしい。吸い終わるまでそこから出るなよ、と


・歩きタバコをしている人にもやってほしい


・車からタバコを捨てる奴にもお願いします


「歩きタバコ」や「たばこのポイ捨て」など、路上での「タバコのマナー違反」にも、イエローチョーク作戦を実施してみたらどうだろう、といった声も少なからず見つかった。


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■男性の方が犬の糞を踏みやすい?

しらべぇ編集部が、全国の20~60代男女1,365名を対象に「街中で犬の糞を踏んだことがあるか」調査を行ったところ、どの年代においても「男性の方が犬の糞を踏んだ経験が多い」ことが判明。

犬の糞性年代別グラフ

20代が男女共に低い割合であることも興味深い。「汚物を踏まないように…」と発明されたとされる「ハイヒール」を履く機会のある女性は、やはり犬の糞を避けるのが上手なのだろうか。

悪臭や虫など、季節によっては深刻なトラブルにもなりかねない犬の糞問題。犬を家族に迎えるのと同時に、マナーについても心がけてもらいたい。

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(文/しらべぇ編集部・もやこ 参照/京都新聞

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1,365名 (有効回答数)

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