「ランサムウェア」作成で中3を逮捕!海外なら評価されると賛否両論

世界中の企業を襲う、身代金ウイルスとも呼ばれるコンピューターウイルス「ランサムウェア」を自作した中学3年生が逮捕された

(Zephyr18/iStock/Thinkstock)

5日、パソコンにあるデータを暗号化で読めなくし、復旧のために金銭を求める身代金要求型ウイルス「ランサムウェア」を自作したとして、大阪に住む中学3年生の少年を不正指令電磁的記録作成・保管の容疑で逮捕と報道された。

ランサムウェア作成に関する容疑では、全国初の立件。少年は「力試しに作ってみたらできた」と供述。サイトから必要なデータを集めて、海外のサーバにアップロード。SNSで自慢をしたことがきっかけで発覚した。

今回の一件についてネットユーザーは「この人材をどう見るべきか」で盛り上がっている。


 

■ウイルス作成者を評価すべきとの意見

しらべぇ編集部で、それらの声をまとめると、Twitter上では、プログラム作成能力が証明されたことを評価すべきとの声が根強い。

https://twitter.com/shin_tomu/status/871589872015876096

「海外ならスカウトされる」「政府や警察で雇えば」とのツイートもあった。しかし、今回の件に関しては懐疑的な意見もある。


 

■今回のプログラムはそこまで難解ではない?

ウイルスの亜種を作ってたまたまそれが見つかったため、吊し上げされたのであれば、今回のランサムウェアもどきは「そこまで高度な技術が求められるプログラムではない」と考えるネットユーザーの声も多い。


そもそも、犯罪に走ってしまうメンタル面の矯正は必要だろうが、中学3年生にしてプログラムを能動的に学んで、完成品を作るにまでに至ったことには意欲を感じる。ただし、この手の人材をポジティブに活かすための課題は多い。

最近では英語教育と同様に、プログラム教育の低年齢化も進んでいる。それだけに、その技術を利用することで起きる「善悪を判断する」部分と「技術的に可能にできる」能力との兼ね合いについて、どう指導を行うのか――といった点も考える必要がありそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・モトタキ

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