トイレットペーパーや洗剤…ついついやっちゃうストック買い
トイレットペーパーやシャンプー、洗剤などの消耗品は、気づくと買い置きが溜まってしまうことも
特売だし、なくなると困るし、腐るものじゃないし…という理由で、トイレットペーパーやティッシュ、シャンプー、洗剤、赤ちゃんがいる家庭では紙おむつなどなど、消耗品を買い置きする人は多い。
詰め替え用などコンパクトな商品もあるが、かさばるアイテムも多く、結構スペースをとることも…。とはいえ、ついついストック買いする人は少なくないはず。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,336名を対象に「消耗品のストックをつい買ってしまう」人の割合を調査した。
■40代男性は家事に協力的?
全体ではほぼ半数の50.7%が「消耗品のストックをつい買ってしまう」と回答。
男女別では男性40.1%に対し、女性61.5%で、やはり女性の方が多く21.4ポイントも差が開いた。
性別・年代別で見てみると
ほとんどの年代で20ポイント以上、男性を女性が上回り、60代に至っては30ポイント差。
しかし、40代だけはわずか10ポイントに止まっている。特段のイメージはないが、40代男性は買い物を任されるなど、家事に協力的なのだろうか?
また、未既婚で比較すると
未婚者が46.7%、既婚者は54.4%とやはり既婚者の方が多い。
一人暮らしではなかなか減らないアイテムも、家族がいると回転がはやいだけに、買い置きを用意しておくのは必須のようだ。
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■あると思ったら、なかった!
実際に「消耗品のストックをつい買ってしまう」人の話を聞いた。
「一人暮らしで、平日はお店の開いている時間には帰宅できないので、食材や日用品は週末にまとめ買いします。イマドキはネット通販で早ければ当日に届きますけど、届く時間に家にいなきゃいけないとか、それはそれで不便ですし。
チェックした時に安くなっているものを買い置くようにしているのですが、たまに失敗することも…。“このストックはあったはず”と思っていたら、別のものと勘違い。洗剤の詰め替え用などは、サイズも似たものが多いので、やっちゃいますね」(20代・女性)
「チラシをチェックしたり、ポイントが多く付く時を狙ったり、できるだけお得に買えるように工夫しています。でも買い置きしすぎちゃうこともあって、新製品とか“これ試したい”と思っても、『まだ買い置きいっぱいあるし』って…。
あとは意外とスペースを取るので、たまに夫からは『溜めすぎ』と注意されます。ただ、ストックがなくて高い時に買うことになるのは絶対に避けたいので、ある程度は仕方ないですね」(30代・女性)
こまめに価格をチェックしている主婦は、底値を知っているだけに、それより高い価格の時には“買いたくない”心理になるし、逆に底値がついている状態で買わないのは、“もったいない”と思ってしまうこともあるそう。
それだけに、つい買いすぎてしまう失敗もあるようだが、トイレットペーパーなど、ないとすぐに困るものもある。収納スペースに保管できる範囲で、上手にストック買いを。
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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ)
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20代~60代の男女1336名(有効回答数)