勝手に招待しないで… LINEの「グループ機能」に悲痛な叫び
利便性が高く、多くの人のコミュニケーションツールになっている「LINE」。一方、「グループトーク機能」でのトラブルもあるようで…
国内利用者数が増加し、多くの人のコミュニケーションツールとなっている「LINE」。
利便性が高い反面、意志に反して「グループトーク」に招待を受けたために、苦い経験をしたことのある人もいるようだ。
■20代女性が多数
しらべぇ編集部では、全国20〜60代までのLINEユーザー680名を対象に「LINEで入りたくない『グループ』に招待されたことがあるか」調査を実施。
その結果、全体で23.2%の人が「ある」と回答。 性年代別にみると、20代女性が50.0%と最も高かった。
若年層のほうが「面倒なグループ招待」にあってしまうのは、「合コン」や「飲み会」といった席で要求されることも多いためか。
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■飲み会や旅先で…
編集部では、不快なLINEグループに招待された経験を持つ人たちから、話を聞いた。
「男性知人から『ちょっとした飲み会に来ない?』と誘われ行ってみると、態度のデカいおじさん席の中心にいて。ほかの男性陣は、その人に媚びへつらってペコペコしていて退屈。
状況を確認したところ、『おじさん』は男性陣の会社の社長で、集まりの趣旨は『社長にふさわしい女性を見つけるための品評会』だったことが発覚。
翌日『◯◯社長を喜ばせる会』という名のグループに招待されました。なんで見知らぬ社長を喜ばせるグループに、入らなくちゃいけないんだよ…と、ドン引き」(27歳・女性・会社員)
「一人旅をしていた際、『宿泊者たちの繋がり』を重視するオーナーや客のいる宿にあたってしまって。
一人で気兼ねなく旅を楽しみたかったのに、無理矢理『その日その宿に宿泊していた人たちグループ』に招待されました。旅先で出会った人なんて、もう一生出会わないだろうし、連絡先を知っても仕方ないのにホント勘弁です」 (30歳・男性・公務員)
良かれと思った「グループに招待」も、それが本人が望んでいるのかどうかは、きちんと確認してみないと分からないのかもしれない…。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代のLINEユーザー男女680名