リモートワーク導入で社員の3割「サボる自覚」 喫煙との関係も?
「働き方改革」が進む中、注目される「リモートワーク」。導入した場合、社員がサボってしまうリスクはどれくらいあるのだろうか。
■喫煙者とゲーマーには注意?
特徴別に見ると、喫煙者は約半数が「自分ならサボるだけ」と回答。業務時間中の「タバコ休憩」が聖域的に黙認されている彼らだが、誰もいないとより多くタバコ休憩を取ってしまい、「仕事にならない」状況になるのだろうか。
また、ゲーマーの人も半数以上が「サボる」と回答。やはり、こっそりとゲームをするのだろうか。
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■「リモートワーク」は色んな意味で未来の働き方
上記のように問題点も多いこの新しい働き方だが、導入する意義は非常に大きいと言える。なぜなら、業務時間内は会社に必ずいてくれる社員しか認めないことは、能力はあるものの長時間働けない人を雇用しないことにつながるからだ。
主婦やシングルマザーなどの力を活用し、「女性が活躍できる社会」を創るという意味でも、普及が望まれる働き方だろう。いくら日本人が勤勉と言えども、サボってしまう人が出てくるのはある意味仕方のないこと。
しかし、そこで諦めるのではなく「より良い勤怠管理システムはないか」「人によって働き方を変える柔軟な人事制度はできないか」など、発想を深めていくことが求められているのではないだろうか。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20~60代の有職者の男女623名(有効回答数)