「美男美女は怒られづらい」って本当? 年代によって男女で差も
容姿の優れている人は、あらゆる面で得しているのかもしれない…
「人類みな平等」などという言葉を聞くが、現実はそう簡単にいかないものだ。
例えば、容姿に恵まれた人は平凡な顔立ちの人と比べると、恋愛や人づきあいの面で有利に働くことがあるのではないだろうか?
■約半数が容姿端麗な異性に甘い対応
しらべぇ編集部は、全国の20~60代の男女1,363名に「美男美女の異性のミスは許せる許容範囲が広くなりがちだと思う」かどうか調査したところ、全体ではほぼ半数の46.7%が「容姿端麗な異性に甘くなる」と回答。
怒られる状況で、2人に1人が対応が甘くなると考えると美男美女はあきらかに得をしていそうだ。
性別・年代別で見てみると
男性は歳を重ねるごとに美女に甘くなるようで、60代にもなればその割合は半数を超える。
逆に女性は、20代が最も高く56.4%。若い女性はイケメンに弱いようだ。
とはいえ、人によってあからさまに態度を変えてしまうのは、露骨すぎるので気をつけたい。
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■自営業は容姿によって対応を変えてる?
職業別に見てみると、公務員や自営業は半数を超えており、最も割合の高い自営業などでは、特にお客さんに対する対応も変わっているのかもしれない。
逆に最も低い自由業は、容姿には関係なく平等に接する人が多いようで、見た目に左右されず「仕事ができるか、できないか」をシビアに判断しているケースが多そうだ。
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■男性の場合は容姿に関係なくハラスメントに怯えているだけ?!
このデータに関して後輩のいる有職者に話を聞いてみた。
「今の時代はハラスメントと騒がれそうなので女性は基本的に怒ることは無いですね。さらに美人だと怒ろうとも思わないかも…」(男性30代)
「美人が許されるのは、リカバーできるレベルの軽いミス。さすがに、許されないミスをしたら、美人とはいえ怒ります」(男性30代)
「確かに、イケメンだと少し優しくなるかもしれないけど、結局は『要領いいか悪いか』『空気読めるか読めないか』でしょ」(女性20代)
実際に当事者の男性に話を聞いてみると、女性に対して怒るという行為自体、容姿に関係なくハラスメントと受け取られないか――様子を伺っているという別の要因もあるようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~40代の男女1363名(有効回答数)