父の日を祝ってもらえるパパには特徴が? 田舎のお父さんにヒントがあった

父の日を祝ってもらえるパパと祝ってもらえないパパ、その違いはなに?

2017/06/18 07:30


2017年の父の日は、今日6月18日。きっと多くのお父さんたちが娘や息子たちにお祝いをしてもらえると思うが、パパにとって少しだけ衝撃的な調査が行われていた。

キリンビールの新ジャンル『キリン のどごし』が発足した日本全国でがんばるお父さんを応援する新組織「日本のお父さん応援委員会」によると…

(日本のお父さん応援委員会ホームページより引用)

なんと、母の日と父の日を家族が祝う割合は父の日が44.0%に対し、母の日が63.3%とほぼ2割の差。つまり、お父さんよりお母さんのほうがお祝いされているのである。

ま、まぁ確かにサラリーマンをしていると忙しくて子供にかまうヒマもなかったりして、ママのほうがなつかれたりもしているよな…ハハハ(遠い目)。

と、やや現実逃避もしてしまいがちだが、サラリーマンでない“田舎のパパ”は子供に愛されているのだろうか?


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■熊本のお父さんを取材

都会と田舎の現実はやっぱり違う? じつは一緒なの? と取材先を探したところ、熊本県でピザ店とチーズ工場を営む原田将和さんが快く応じてくれた。

まずは原田さんの1日の働きぶりを見つつ、最後に自宅へお伺いし、お子さんへもインタビューをさせてもらうことに。


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■原田さんの1日

原田さんの1日は、まずチーズ工場でモッツァレラチーズの仕込みから始まる。

仕込み終わったモッツァレラチーズのもとを従業員の方たちと一緒にちぎり、チーズの形にしていく。

お弟子さんに厳しくも優しさのある言葉でチーズのちぎり方などを教える原田さんは、まさに「職場でのお父さん」といった感じである。

実際にお弟子さんにお話を聞いても「いろいろ勉強になります」と、仕事内容の充実ぶりを評価していた。

その後は作ったチーズを取引先の飲食店やスーパーへ配達しつつ、自身がオーナーを務めるピザ店へも持っていく。

できたてのチーズをのせて焼いたマルゲリータピザは「絶品」のひとこと。東京でもここまでクオリティの高いピザを食べることは難しいだろう。

お店での接客を終えたら、帰宅。ご自宅は田舎の大邸宅といった感じで、広い庭に大きな家がドドンと建っていた。

工場に行き外回りをし店で働くという忙しい1日だったので、都会と同じく子供ともあまり遊べていないようだが、その評価は? 実際に子供たちに聞いてみると…

「怒ると怖いけど、とっても優しくて面白いですよ! 自慢のお父さんです」


と、なぜか絶賛。子供の父親に対する評価って、遊んであげているかあげていないかじゃないのか…?


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■子供としっかり向き合うことが大事

その後原田さんにも話をうかがってみたが、やはり「子供も従業員もしっかりと向き合い暮らすこと」が、信頼される父親になる方法なのだと感じた。

都会のお父さんも、自宅に帰ってすぐに寝たりするのではなく、子供と少しでよいので話をする時間を設けたら、きっと父の日のお祝いをしたいと言ってくれるはず。

ほかにも日本のお父さん応援委員会」の調査によれば、父の日を祝ってもらえるお父さんの特徴として…

・子供を巻き込んで母の日を祝う

・交渉上手

・日々運動をしている


など、パパとしては気になるものがたくさん。「俺、そういえば父の日に祝われたことないよな…」という悲しいパパは、一度チェックしてみるのもいいかもしれないぞ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男

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