NHK「睡眠負債」特集が波紋 「不安煽るだけの内容」と厳しい声も
NHKが『睡眠負債』特集を放送。解決策の提案も「残業地獄でどうやって寝ろと」「不安を煽るだけの内容」など厳しい反応が続々。
なにかと忙しい現代人。「仕事に家事に育児に追われるうちに、気づけば夜遅くまで起きていた」という経験は誰しも持っていることだろう。
だが、睡眠不足が積み重なるとやがて心身に大きな悪影響が出るらしい。18日、「睡眠負債が危ない」と題された番組がNHKにて放送され、ネット上で大きな反響となっている。
■パンサー尾形は普段の倍も寝ることに
「睡眠負債」とは、睡眠不足が積み重なった状況のこと。免疫力が低下することで、がん発生のリスクが上昇し、アルツハイマー病の原因とされる物質の蓄積を引き起こす危険性なども確認されているという。
番組ではパンサー・尾形貴弘を含む被験者たちに「睡眠負債」のリスクをはかる実験を実施。スマホや時計など、時間がわかるものを没収した上で、思う存分寝られるようにした。
結果、普段5時間睡眠の尾形が倍の10時間寝てしまうなど、睡眠負債の危険性を持った人が多いことが明らかに。
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■何事も基本が大事?解決策は……
その後、番組内では睡眠負債の解消法も提案された。
・朝、太陽の光を浴びる
・夕方に運動を行う
・眠りにつく前のカフェイン摂取は避ける
・寝る前にはスマホを見ない
などだ。正直、当たり前と言えば当たり前の内容だが、何事も基本が大事ということだろうか。