盗難に紛失… 「傘にお金をかけてられるか!」と思う人は6割も

高収入と呼ばれる層でも、半数は安い傘でいいと考えている。

2017/06/22 21:00


傘

梅雨の季節に、大活躍をする傘。ハイブランドならば、数万円するものもめずらしくない。しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,342名を対象に調査を実施した。

「傘にはお金をかけない」と答えた人は、全体で64.6%と高い割合に。男女や年代でも大きな差はなく、幅広い層が安い傘で満足をしているといえる。


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■傘泥棒や置き忘れが心配

高い傘を使わない人は、次のような心配している人が多い。

「傘は盗まれやすい。高いものだと諦めがつかないから、ビニール傘で十分」(30代・女性)


「帰りに晴れていたら、忘れてしまう。会社ならいいけど、どこに忘れたかわからないときもあるので」(20代・男性)


年収が高い人ほど傘にお金をかけないと答えた人は少ないが、それでも半数を切ることはない。

傘にお金はかけない個人収入別グラフ

たとえお金を持っていても、安い傘を使っている人が多いのは意外だ。


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■ビニール傘がメインの人も

貯金がほぼない人は、7割以上と高い割合になっている。

傘にお金はかけない傾向別グラフ

高収入の人でさえ傘にお金をかけない人が多いのに、貯金がないとなるとさらに増えるのは当然だ。

「最近は、ビニール傘しか使っていない。しかも、友達から借りパクしたやつ」(20代・男性)


強風がなければ、ビニール傘で十分に雨を避けられる。また、傘は持ち歩きに邪魔だとの声も。

「傘は、持っているのが邪魔。私はよほどの豪雨でない限りは、折りたたみ傘を使っている」(40代・女性)


レインコートのファッション性が高くなり、それに合わせて傘にもこだわりたい人もいるはず。しかし盗難や紛失を考えると、傘にお金をかけられないのが実情のようだ。

(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の男女1,342名 (有効回答数)
お金梅雨高級
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