盗難に紛失… 「傘にお金をかけてられるか!」と思う人は6割も
高収入と呼ばれる層でも、半数は安い傘でいいと考えている。
梅雨の季節に、大活躍をする傘。ハイブランドならば、数万円するものもめずらしくない。しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,342名を対象に調査を実施した。
「傘にはお金をかけない」と答えた人は、全体で64.6%と高い割合に。男女や年代でも大きな差はなく、幅広い層が安い傘で満足をしているといえる。
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■傘泥棒や置き忘れが心配
高い傘を使わない人は、次のような心配している人が多い。
「傘は盗まれやすい。高いものだと諦めがつかないから、ビニール傘で十分」(30代・女性)
「帰りに晴れていたら、忘れてしまう。会社ならいいけど、どこに忘れたかわからないときもあるので」(20代・男性)
年収が高い人ほど傘にお金をかけないと答えた人は少ないが、それでも半数を切ることはない。
たとえお金を持っていても、安い傘を使っている人が多いのは意外だ。
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■ビニール傘がメインの人も
貯金がほぼない人は、7割以上と高い割合になっている。
高収入の人でさえ傘にお金をかけない人が多いのに、貯金がないとなるとさらに増えるのは当然だ。
「最近は、ビニール傘しか使っていない。しかも、友達から借りパクしたやつ」(20代・男性)
強風がなければ、ビニール傘で十分に雨を避けられる。また、傘は持ち歩きに邪魔だとの声も。
「傘は、持っているのが邪魔。私はよほどの豪雨でない限りは、折りたたみ傘を使っている」(40代・女性)
レインコートのファッション性が高くなり、それに合わせて傘にもこだわりたい人もいるはず。しかし盗難や紛失を考えると、傘にお金をかけられないのが実情のようだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,342名 (有効回答数)