16歳で出産、家事と育児に奮闘する「ヤンママ」への偏見が酷すぎる

若くして母となった少女。家事や育児、仕事に全力投球するも、世間の風当たりは厳しい模様

2017/06/22 20:00

親子
(junce/iStock/Thinkstock)

「人を見た目で判断してはいけない」とは言うものの、ついつい見た目で人を判断してはいないだろうか。

女性限定匿名掲示板『ガールズトーク』に、10代で母となったという女性から、家事や育児に奮闘する日々の中で感じていることを綴ったトピックが投稿され、その内容が注目を集めている。



 

■16歳で母となった女性

トピ主のフルールさんは、16歳で出産し、相手の男性と結婚したもの、離婚してしまったという経歴の持ち主。

しかし「正直、荒れていました」と過去を省みて、現在は再婚し、働きながら家事と育児をこなす忙しい毎日を送る。

彼女は、日中は育児に専念するため、夜子供が寝た後でアクセサリーを制作・販売する在宅ワークをして、短時間のパート並の収入を得ているのだそう。

ところが「子供のために」と彼女なりに工夫し、努力していることが周囲から理解されなかったり、「若い母親」というだけで偏見の目を向けられてしまうことがあるという。


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■「ヤンママ」に対する心無い言葉の数々

周りの主婦たちと比べ、一際目立つ存在であるトピ主。そんなこともあり、度々心無いことを言われてしまうことがあるという。

「あんなに若いのに、子供いるのに、働きもしないで…」


「きちんとしていないないと子供も二の舞いになるって心配しないのかな…」


トピ主は、きちんと家事と育児をこなしながら、夜寝る時間を削って仕事をしている。しかし、「日中は子供との時間を大切にしたい」との思いから「仕事をしていない」と勘違いされてしまっているというのだ。


さらに、お弁当を作って子供と一緒に公演で食べていると、おばあさんから

「かわいそうにね、子供は親を選べないものね」


と言われてしまったことも。さすがにこれにはカチンときてしまったようだが、「ママのご飯1番おいしいの」との子供の言葉に救われ、怒りをグッと堪えたという。

「確かに私は褒められた生き方をしていないけど、子供を産んでから、心を改めて、周りの協力を得ながら頑張っています。これからも子供のためにがんばります。…でも時々心が折れる。子育てを堂々とやってるのは悪いこと?」

と、疑問を投げかけた。


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■「とっても素敵」コメント欄には称賛の声が

このトピックには、過去の過ちを反省し、子供のために必死に頑張る彼女を称えるコメントが殺到している。

・とっても素敵です。大事なのは過去ではなく今。今ちゃんとやってんだから文句言われる筋合いないよね


・良いお母さんじゃないですか! 最近、兼業主婦が当たり前になってきたからか専業主婦に対して妬ましさからいろいろ言う人もいますが、気にしないで頑張ってください。主様はちゃんとお子さんの事愛してるの文面から伝わってきますもん。負けるな母ちゃん!


・みんなそんな人に何か偉そうに言えるほど、立派に子育てして生きてるんですかね?


・昼間はお子さんと楽しい時間を過ごして、夜は内職をされて、すごいなぁと思いました


そもそも、子育て中の女性が働きに出るとはとても大変なことであり、「子育てしながら兼業主婦をするのが当たり前」という風潮に異論を唱える声もみられる。

過去を反省し一生懸命家事と育児、仕事をこなす女性になぜ、そんな心無い言葉をかけられるのか…。偏見や固定概念とは時に残酷なものだ。

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(文/しらべぇ編集部・もやこ 参照/GIRL’S TALK

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