なぜこの人が? 「凡人だけど出世するタイプ」がやっていること3選
凡人なのに出世している人には理由があった
出世をする人というのは、「推進力がある」「専門知識に長けている」「売上という明確な成果を上げている」といったイメージがあるだろう。
ただ実際には、そんな誰もが認めるスキルセットの人が出世しているわけではなく、部下から見て「この人がどうして?」と思われるのに、出世している場合がある。
「媚を売っているのでは…」と思われるかもしれないが、会社組織がそんな単純なことで成り立っていたのは今や昔の話だ。では、一体どんな人が「凡人なのに出世するタイプ」なのだろうか。しらべぇ取材班では、その実態を調査した。
■会社の行事に全力で取り組む
「会社の行事に全力で取り組めるタイプは、能力が平凡でも評価が高いです。誰だって会社行事よりも、目の前の仕事やプライベートを優先したいのは同じです。ただ、将来的には社内人脈を持っている方が、出世したときに仕事面で進めやすいことは多いですから」(30代・男性)
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■自分の感情や考えを捨てられる
「仕事を進める上では、自分で考えて行動することが必要。ただ一方で、自分の感情は捨てて、嫌だと思うことでも、取り組まなければならない場面もあります。
そんなときに嫌な顔せず、裏でも不満をこぼさず邁進できる人は、評価が高いです。正確に言えば、何でも『仕事だと割り切れる』タイプです。理由としては、スキルセットが高くなくても、仕事をお願いしやすいですからね」(40代・男性)
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■会社の飲み会に積極的
「どこの会社でも飲み会は定期的にあります。とくに数人で飲みに行くのではなく、オフィシャルでの飲み会は、普段話さない人や仲のよくない人とのコミュニケーションもあるので、億劫に思う人も多いでしょう。
ただ仕事上は一緒に働く人を選べる訳ではないので、ここで積極性がある人は評価が高いです」(40代・女性)
スキルは平凡なのに、何で出世しているんだろう? という人をよく見てみると、こうした特徴がある場合も。目立たないようなことだが、堅実な対応が出世につながるのだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)