市川海老蔵が涙の会見 「愛してる、といって旅立ちました」

歌舞伎役者の市川海老蔵が会見を開き、妻である小林麻央が亡くなったことを報告。涙をぬぐいながら思いを語った。

23日、東京・シアターコクーンにて、市川海老蔵が緊急記者会見を開いた。

赤く腫れた目に、真っ黒のスーツ姿で登場し、淡々と、時に涙をぬぐいながら妻である小林麻央への思いを述べた。



 

■「昨日、麻央が旅立ちました」

「このたびは、わざわざ報告するようなことでもないかもしれませんが、たくさんの報道の方がいらっしゃいまして」と、会見を開いた理由を述べつつ「昨日、麻央が旅立ちました」と400人以上のマスコミ関係者に報告。

麻央の最後の姿を聞かれ、海老蔵は…

「昨日、舞台が終わった後にここで別の撮影がございまして。その後に、ロビーでまた別の稽古がありまして。(麻央の)お母さまからLINEが来ていたんですが、見ることができませんでした。


1時間半ほど遅れて、見た内容が、『具合が悪い、お医者様も来ていて、家族を呼んだほうがいい』というような内容でして。急いで家に帰ったわけです。


まだ、麻央はこの世にいてくれて…息をひきとる瞬間を私は見ていました。『愛してる』と彼女が言って…その一言を言って、そのまま、旅立ちました」


と、涙ながらに語った。


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■麻央への想いが溢れる

「愛されていたのはよくわかっていたんですけど、最後の最後まで愛してくれていたことに…なんとも言えませんね」と言い、涙を拭う。

どういう存在だったかと問われ、

「私を、どんな部分も、どこまでも愛してくれた。できればずっと、一緒にいて、私のほうが先に逝って…。ずっと、見守ってもらいたかった存在です」


そして、麻央のことを「すごい人だな」と表した。


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■「僕を変えた奥さん」とコメント

5歳と4歳の子供たちについて「心配で心配でしょうがないんじゃないでしょうか」と言い、「僕が代わりにはなれないんですけれど、できる限りの事をやってくように、と思っています」と語る。

「どんな奥さんだったか」という問いには、「僕を変えた奥さん」と答えた海老蔵。

彼女のご冥福を、心からお祈り申し上げたい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ

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