転んだ人に声をかけるか否か 転んだ側の意見は…
転んでしまった時、声をかけられて嬉しい人もいれば「見て見ぬ振りして欲しい」と思っている人も。
ちょっとした段差につまずいてしまった、雨で床が滑った…大人になってから盛大に転ぶと、なかなか恥ずかしいもの。
「頼む、そっとしておいてくれ…!」と心の中で祈る人もいるだろう。
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■「放っておいて!」
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,342名を対象に「自分が転んだ時」について調査したところ、「声をかけないでほしい」と回答したのは全体の39.1%。3人に1人は、頼むから放っておいてくれ! と願っているのだ。
どの年代でも3割越えだが、特に多いのは若い人たち。
20代女性に至っては、51.1%と半数以上が「声をかけないで欲しい」と思っているのだ。
「なんでもない段差に引っかかって、手に持ってたスマホを投げながら転んでしまって。3、4人駆け寄ってきて、『大丈夫ですか!?』『はい、これ(スマホ)』と声をかけられたが、できれば見て見ぬ振りして欲しかった…」(20代・女性)
「恥ずかしいのと、テンパっているのとで、声をかけてもらっても素っ気無くなってしまう。申し訳ないので、そっとしておいてほしい」(20代・女性)
「注目されたくない」「もっと恥ずかしくなる」なんて意見も。
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■自分は声をかけるけど…
以前、目の前で転んだ人を助けるか調査したところ、59.3%が「助ける」と回答していた。
声をかける人は、自分も声をかけられたいのかと思いきや…
なんと、「自分は助けるけど、放っておいてほしい」人が41.8%もいるのだ。
「雨の日に、見ていた人が『飛んだ』とつぶやくほど思い切り転んで…。『飛んだ』発言のお兄さんが声をかけてくれましたが、心の底から、1人にしてくれ! って思いましたね。
ただ、逆の立場だったら私も声をかけていた気がします」(40代・女性)
転んだ人を目撃したとき、声をかけるべきか、見て見ぬ振りすべきか…ちょっと悩んでしまいそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代男女1,342名(有効回答数)