仕事中にネット閲覧 インドア派とアウトドア派に大きな差
男女別では、女性のほうが職務中にネットをしている人が多い。
仕事をしようとパソコンに向かっていたはずなのに、気がつけばネットにどっぷり。デスクワークでは、よくある話だ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の有職者の男女623名に「仕事中のネット使用について」の調査を実施。
「仕事中に気づけばネットに夢中になっていたことがある」と答えたのは、全体で34.2%であった。
■女性のほうが仕事中にネットを
男女別では、女性のほうが8ポイントほど多くなっている。
女性はマルチタスクが得意との説には、反論も多い。ただ今回の調査から見ると、他のことをしながら仕事をするのは女性のほうが多い傾向があると取れるだろう。
「仕事をしているときに、頭に気になることが浮かぶと検索をしてしまう。すぐ仕事に戻るようにはしているけど」(30代・女性)
「切りの良いところまでやり終えたら、少しネットを見て休憩をしている。上司もよくネコの画像を見ているから、お互いさまだと思う」(20代・女性)
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■2ちゃんねらーはやはりネットが大好き
キャンプに行くようなアクティブな人は3割台なのに対し、2ちゃんねるが好きなインドア派は6割と高い割合なのだ。
2ちゃんねるに書き込みをする人は、やはりネット全般が好きな人が多い。
「さすがに仕事中は2ちゃんねるはしないけど、時間が空いたときはTwitterとか見てる」(30代・女性)
「昼休みにスマホの専用ブラウザで、2ちゃんねるを見たり書き込んだりすることはある。業務中にもネットを見ることがあるが、2ちゃんねるはさすがに気が引ける」(30代・男性)
調べ物にもネットは欠かせないので、仕事中のネットを禁止にするのは難しい。少し息抜きをするくらいならば、大目に見て欲しいのが本音だろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代有職者の男女623名 (有効回答数)