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被災地などを支援する自衛隊の食糧事情は? 元自衛官に聞いてみた

一時期話題になった「被災地支援中の自衛官は炊き出しを自分たちで口にすることはない」との噂。元自衛官に真相を聞いた。

グルメ

「被災地支援中の自衛官は炊き出しを自分たちで口にすることはない」

一時期、そんな噂がネットで話題になった。実際の被災地支援時の自衛隊の食事事情はどうなっているのだろうか? 取材班は、元自衛官である30代男性に真相を聞くことができた。

 

■炊き出しを食べることはないの?

元自衛官:被災者の皆様のために作っているものですので、炊き出しを食べることはありません。

 

もちろん、我々も人間ですので、何も食べないわけではありません。各兵員に配給される「戦闘糧食」を持って行きます。

 

 

■戦闘糧食ってどんなもの?

元自衛官:レーションとも呼ばれる戦闘糧食は、大きく分けて、缶とパックの2タイプあります。

 

缶は3年、パックは2年くらい保存できますが、缶はゴミがかさばり、音が出るので、パックタイプに移行しつつあります。

 

戦闘糧食を食べるにはボイルが必要です。鍋で煮たり、カイロのような発熱剤を一緒に袋の中にいれて水を注ぎ、蒸気で食べられるようにします。

 

ボイル後は2~3日保存できるので、ガスのない場所に持って行くこともありますし、冷えたご飯を食べて作業することも。

 

日本の戦闘糧食は米とおかずだけですが、外国製ではコーヒーやチョコレートなどの嗜好品やタバスコや塩のような調味料も入っており、バラエティに富んでいます。ただ味は、日本製のほうがおいしく感じます。向こうのは、積極的に食べたいとは思いませんね。

 

■戦闘糧食にはどんなメニューがあるの?

元自衛官:簡易な丼系や、しっかり食べられるものもあります。丼系だと、カレーや牛丼、中華丼の素。汁だけで具はほとんどありません。これをご飯にぶっかけて食べます。

 

しっかり食べられるタイプは、酢豚やハンバーグ、ビーフシチュー、ハムステーキ。ゴロッとした肉が入ったカレーもあります。ポテトサラダやツナサラダもあり、おいしいです。

 

ちょっと塩分が多めだと言われていますが、日常的に食べ続けなければ大丈夫でしょうね。噂では、便秘になりやすくなるって話もあります。あんまり実感はありませんでしたけどね。

 

意外とおいしいらしい戦闘糧食。ただ、一般人が食べるとなると、手に入れるのはなかなか難しいようだ。

まれに、展示をすることがあるそうで、機会があれば一度は食べてみたいものである。

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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ

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