『サンデーモーニング』張本勲氏 青木宣親の投手登板「草野球じゃない」と猛批判→炎上
2日放送の『サンデー・モーニング』で張本勲氏が青木宣親の投手登板を猛批判…
2日放送の『サンデー・モーニング』で、張本勲氏が日本時間の7月1日に、本来外野手でありながら、投手として登板した青木宣親選手を猛批判を展開。
ネット民から怒りの声があがり、炎上状態となっている。
■「草野球じゃない」と激怒
張本氏は青木の登板について、「草野球じゃないのよ、アメリカ野球にもガッカリしたねえ、こんな野球やったらダメだよねえ」と激怒。
関口宏が「でもこれ捨て試合ですから」と諌めるが、「関係ないよ。入場料払ってるんだから。全部返したほうががいいよ。青木も断らなきゃ。学生時代ちょっとやったことあるんだけどね、マウンドで大恥をかいてる。やめてもらいたい」と怒りまくる。
さらにかつてイチローがオールスターゲームに登板した際、野村監督が投手の高津を代打に出したことに触れ、「打者を田中マー君にすれば、『あっぱれ』をあげるつもりだった。あんなふざけたことされたんじゃ、アメリカ行く人誰もいなくなるよ」と断罪した。
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■ネット民が怒り
この発言に反応したのがネット民。「考え方が古すぎる」「青木の投手登板は楽しかった」など怒りの声が。
張本なにが喝やねん。メジャーは野手がピッチャーはわりとやってるだろ。青木が投げたからってキレてるんじゃねーよ。ファンサービスになってるんだからよく考えろ老害
— 鮫 (@sameiti) July 2, 2017
https://twitter.com/totsuraku/status/881342561163517952
https://twitter.com/Rei_swa/status/881306189744582656
ちなみに、ゲストコメンテーターの元福岡ソフトバンクホークス・斉藤和巳氏は、「過密スケジュールなところもあって、監督も苦渋の決断だったと思う。自分はあっぱれ」と発言。
メジャーの打者から空振りをとったことを褒めている。
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■MLBでは野手の投手登板は「稀にあること」
メジャー・リーグでは大量得点差がついた場合、不要な投手を使わない目的や、ファンサービスの意味も込めて、野手がマウンドに登ることは稀にある。
2015年にはイチロー外野手が登板したほか、1995年には日本でも西武ライオンズのオレステス・デストラーデ選手がマウンドにあがり、話題になった。
試合の大勢が決した場面であれば、ファンを飽きさせない意味でも「野手の投手起用」は面白いようにも思えるが、張本氏はそれを「けしからん」と考えているようだ。
許容する心があっても、いいように思われるが…。