若者のコーヒー離れが深刻に? 毎日飲むのは喫煙者に多し
コーヒーとたばこの親和性が高いのは、本当のようだ。
朝のぼんやりした気持ちをすっきりとさせるために、1杯のコーヒーを飲む。毎日の習慣になっている人も、多くいるはずだ。しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,342名に「コーヒーについて」の調査を実施。
「毎日コーヒーを飲んでいる」と答えたのは、全体で62.4%とやはり多い結果となった。
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■若者はコーヒーからも離れ
しかし、年代が低くなるほど、コーヒーを飲まない人が多くなっている。
若者は、コーヒーからも離れているのだろうか。
「カフェラテくらいなら飲めるけど、基本的にあの苦味は苦手」(20代・女性)
「パックに入った甘いコーヒー牛乳が好き。スタバではキャラメルマキアートをよく飲むし、甘くしてもらわないと飲めない」(20代・男性)
シアトル系のカフェが普及し、店内には若い年代も多く見られる。そこからコーヒーが好きになるのではなく、豊富なメニューの中から飲みやすいものを選んでいるようだ。
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■コーヒーとたばこの関係性
喫煙者では、8割もの人が毎日コーヒーを飲んでいると答えた。
昔からたばことコーヒーはセットで語られることも多いが、今回の結果からもその傾向がうかがえる。
「最近のカフェは禁煙が多いから、たぱこを吸いながらゆっくりとはなかなかできない。ドトールみたいに喫煙席があるお店を選ぶようにしているけど、これもなくなっていくと思うと寂しい」(30代・男性)
「コーヒーも最初は美味しいなんて思わず、かっこつけて飲んでただけ。でも、だんだんとあの苦味が癖になって…。その意味では、タバコと同じところがある」(40代・男性)
今はコーヒーが苦手な若い層も、年齢とともに美味しいと思える日が来るのだろうか。
(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,342名 (有効回答数)