ひどすぎる! 会社で育児休暇申請をした時にされた最悪対応3選
会社に妊娠を告げたら、あるまじき対応をしてくることも…。
働く女性の味方であるはずの「育児休暇」。しかし会社や周りの社員にとっては、金銭的負担になったり、仕事量が増えたり…など、喜べない面もある。
そのため中には、育児休暇を申告したら、ありとあらゆる方法を使って辞めさせようとする人たちもいるらしい。
しらべぇ取材班は、子供のいる女性たちに会社に「妊娠を告げた時にされた」最悪対応を調査してみた。
①勝手に規則を捻じまげて、育児休暇を取得させない
「会社に育児休暇を申請したら、『勤続年数が5年以上ないと休暇は取れないんだよ。あなたはまだ3年だから無理だね』と、あっさりと却下されました。
しかし就業規則を読んでも、育児休暇の欄にそんな但し書きはない。あーだーこーだと理由をつけて取らせないのを見て、出産後に別な会社探そう…と思いました」(女性・28歳)
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②「育児休暇を取得する」と知った途端に無視をする
「産休・育児休暇を取得する時に、『派遣やバイトなどを募集して臨時職員を雇わずに、私が戻るまでは今いる社員で仕事をまわす』ということに…。
その途端に、同僚などからは無視され、また『誰かさんのせいで、仕事が大変になってこっちが迷惑』と、大声で嫌味を言われつづける日々でした」(女性・32歳)
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③有無を言わさずに、辞める前提で話をすすめる
「会社では表向きは、育児休暇制度が導入されていたのに、社長に妊娠を報告したら『今までありがとうな。辞めちゃうの寂しいけれど頑張ってな…』と…。
退職するなんて一言も言っていないのに、辞める前提で受け止められて、その場で有無を言わさず、退職届けの用紙に署名させられました」(女性・30歳)
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▪️おめでたいことなのに! 「妊娠の報告がしづらい」と感じる人も…
しらべぇ編集部は、全国の20代から60代の妊娠経験がある女性361名に調査したところ、約3割が「妊娠の報告をしにくいと感じたことがある」と回答。
言いづらいと感じる理由にはさまざまなあるだろうが、「会社では、いい顔をしてもらえない」というのもひとつなのかも。
皆に祝福されながら育児休暇をこころよく取らせてもらえる社会になる日を待ちたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の妊娠経験がある女性361名(有効回答数)