グチを言っているだけでは… 「仕事で成長する人しない人」の違いとは
どんな状況下でも、仕事で成長する人、しない人の違いとは何なのだろうか
どんな仕事の環境で働いていても、満足いかないことや不本意なことは起こる。
一方、自分でプラスに捉えて、自ら考えて行動できる人はどこで働いていても、最終的に結果が出るもの。日頃の不平不満に対処する方法だけでなく、どんな考え方の人が仕事で成長して、成果をあげられるのだろうか。
しらべぇ取材班では、「どんな逆境下でも仕事を通して成長し続け、常に自分の望むポジションを得ている」という人に話を聞くことができた。
■会社の不満をどうとらえるか
「仕事のランチタイムや飲み会の定番ネタは、会社のグチです。『この人の仕事のやり方が気に入らない』『むかつく上司に怒られた』『会社の制度がおかしい』などです。
よくあることですが、そこでグチで終わるか、変えていく意識があるかで、成長度合いは変わってきます。
例えば、会社の制度が気に入らないようでしたら、どう変えるのがベストかを社内プレゼンして評価が上がりましたし、解消もされました。グチで終わる人はそのまま辞めて、会社を転々としているケースが多いです」(30代・女性)
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■考える前に行動できるかどうか
「考えてから行動する人と、考えていても行動できない人がいます。一番よくないのは、考えてばかりいて失敗することが怖くなり、行動に移せない人です。考えるだけであれば、誰でもできますし、アイデアだけでは価値はありません。
失敗を恐れずに、PDCAを回せる人が、成長しているように思います」(30代・男性)
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■苦手な人に対して、陰口だけで終わらない
「気の合う仲間とだけ働けるわけではないので、ときに社内に気に入らない人や苦手な人もいます。ただ、それは自分の接し方次第だと思います。
苦手な人を避けるようであれば、自分も成長しないですが、どう接していくか…思い切って話しかけてみたりすると、対人関係スキルがぐんと成長します。
苦手といっても、案外いい人ということもあるので、陰口だけで終わらずに、どんな人とでも交流していくと成長できます」(40代・男性)
仕事で成長していくには、自分から行動を起こせるかどうかが重要になるようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)