CMやMVで人気の振付師air:man なぜジャニヲタから非難されるのか?

いきものがかり、きゃりーぱみゅぱみゅ担当の人気振付師air:manが、ジャニヲタからバッシングされる理由とは?

2017/07/08 11:30


ジャニヲタ歴30年ライター、ナンシー関ケ原です。

いきものがかり「じょいふる」、きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」のミュージックビデオをはじめ、現在、多数のCMの振付を担当する「振付稼業air:man」。

超売れっ子air:manを、ジャニーズNEWS」のファンが非難する声をみかけます。

(画像はair:man公式サイトのスクリーンショット)


■たくさんのCM振付を手掛けてきた売れっ子air:man

air:manはテレビCMの振付を中心に活躍する集団。2009年いきものがかり「じょいふる」の振付は今も覚えている人が多いのではないでしょうか。

江崎グリコ「ポッキー」のCMで、いきものがかりと大勢の人たちが、腕をぐるぐる回す振付が話題になりました。素人が見ても体の動きがわかりやすく、すぐマネしたくなるキャッチーなダンス。

15秒というテレビCMの短い時間の中で、見る人の記憶に残りやすい振付がつけられるair:manは大人気となりました。


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■air:manのNEWS振付に、ファンから非難の声

そんな売れっ子air:manに、NEWSは2008年からシングル曲の振付を依頼。ここ数年はコンサートツアー全体の振付もair:manが担当し、ツアーにも同行するようになりました。

当初NEWSファンは「NEWSに有名な振付師がついた!」と喜ぶ声が多かったのですが、最近は「空気男」と呼ばれてディスる投稿も見かけます。


https://twitter.com/lO54_xoxo/status/878989218839580672


https://twitter.com/arnw23tg/status/850035214906568704



なぜこんなに悪口を言われれるのでしょうか。NEWSファン(30代女性・広告代理店勤務)にきくと…

「air:manはテレビ向けの振付が得意。ジャニオタから見ると、フォーメーションが手抜きに見えてしまうのかも。テレビカメラに映りやすいように顔の位置は固定、いつも1列に並んで簡単なラインダンスみたいなフォーメーションしかありません。シンプルすぎる振付をコンサート会場でやると、ワンパターンで飽きてしまうんです」

ジャニーズのコンサート会場は、360度どこから見ても楽しめるような構成が多く、円形にフォーメーションを組んだりすることが特徴。しかし、ステージ真正面の席の観客にしか見えないような振付が続くと、不満があふれるようです。


「air:manが振付に手話とか直接すぎる意味を入れ込むのも、ジャニオタには興醒めです。NEWS最新シングル『EMMA』の振付、ジャケットを脱いで女性に見立て、あからさまに腰をふる振付が直接すぎて下品でした」

ジャニーズは少年が上半身裸になって踊ったとしても、直接的な性を喚起させない独特の世界観がファンの好み。わかりやすすぎる振付が、ジャニオタには不評なのかもしれません。


「ジャニーさんが考えるダンスは、ロジックが崩壊してカオスなところが魅力。歌の途中で急にクラシックバレー踊る子がでてきたり、突然バトントワリングしたりして、観客が驚くクレイジーさがないと、物足りない。(笑)」

テレビCMでは映える振付も、ジャニオタの心にはなかなか響かないようです。振付師が、多種多様なファンのニーズにこたえるのは難しいですね。

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(取材・文/しらべぇ編集部・ナンシー関ヶ原

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