女湯で身体をジロジロ見られて… 銭湯で体験した仰天エピーソード
古くから日本人に愛されてる「銭湯」。そこには数多くの人間模様があるようだ。
古くから日本人に愛されてきた、銭湯という存在。全国浴場組合によると、文永3年の書物には「湯銭」という言葉が登場しているというから、その歴史は相当長いことがうかがえる。
■銭湯好きが3割以上
しらべぇ編集部では、全国20〜60代までの男女1,336名を対象に「銭湯は好きか?」調査を実施。その結果、全体で35.0%の人が「YES」と回答。
お年寄りの社交場として利用されるケースや、若者がリフレッシュするため使うこともあるだろうが、なかには衝撃的な体験をしたことがある人もいるらしい。
編集部は、銭湯通いが趣味だという女性たちから話を聞いた。
「平日の日中に銭湯に行ったら、完全にお年寄りの溜まり場になっていました。アウェイに思いながら入浴していると、お年寄りのうちのひとりからジロジロ視線を感じて腕を掴まれて。
『あなた、すっごく良い身体してるわね…。うちの孫のお嫁さんにならない?』と急に誘われドン引き。笑顔でスルーするも居心地が悪くなり、すぐ退散しました」(31歳・女性・会社員)
また、こんな感動的なエピソードも…。
「女湯の脱衣所で、人目をはばからず号泣している若い女性を発見。他の女性客ふくめ皆がギョッとするなか、ひとりのお年寄りが近寄ってきて『どうしたの?』と優しく声がけ。どうやら若い女性は失恋したらしく、フラれた彼とのエピソードを吐露する事態に。
聞き耳を立てていた別の女性たちも、いても立ってもいられなくなり話かけ激励する輪が広がり…。半裸の女性や、髪がぬれた女性がめいめいに熱く語り、 最後は『身体、冷えちゃったね』と、もう一度みんなで浴槽に入り、温まりました」(28歳・女性・会社員)
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■男湯でも…
男湯では、こんな出来事も。
「お父さんと一緒に、2〜3歳の小さな女の子が男湯に入ってきて。『男性たちの身体に付いていて自分には無いモノ』を不思議そうに眺めており、他の男性たちも困りながら笑ってました…」(35歳・男性・編集者)
さまざまな年代が集う、銭湯という空間。ときに不快な出来事もあるようだが、「裸で、見知らぬ者同士が一緒に浴槽に入る」という限られた空間だからこそ、体験する開放的な瞬間や心温まるシーンもあるようだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,336名(有効回答数)