エアシャワーや巨大冷凍庫!最新工場見学は見るだけじゃなく体験が魅力
最新のアイスクリーム工場見学施設「グリコピアCHIBA」は、アトラクション気分も
7月13日、江崎グリコ株式会社の生産子会社のひとつ、グリコ千葉アイスクリーム株式会社の工場内に、見学施設「グリコピアCHIBA」がオープン。
7月3日に見学予約受付を開始したが、すでに9月末までほとんど予約が埋まっているほど、オープン前から大きな注目を集めている。
そんな人気の「グリコピアCHIBA」をしらべぇ取材班は、一足早く体験。『パピコ』『セブンティーンアイス』が作られている広い見学エリアには、楽しい工夫がいっぱい! そのほんの一部をレポートする。
画像をもっと見る■巨大ゴールインマークがお出迎え
エントランスでまず目に飛び込んでくるのは、「グリコといえば…」のゴールインマーク。ほぼ上半身のみで5mという巨大さには、かなりテンションが上がる。
しかもここはシアターの入り口になっていて…
胸の部分が開く。ゴールインマークの胸に飛び込むような気分で、シアターへ入場するのもおもしろい。
中に入ると200インチの大画面があり、お菓子作りだけでなく、おまけにおもちゃをつける、キャラメルをハート型に打ち抜く画期的なローラーを生み出すなど、創意工夫にあふれた創業者・江崎利一氏の物語や、アイスクリームに関する映像がゆっくり見られる。
その後、『パピコ』ができるまでを見学するため、エレベーターで最上階・5階へ移動。製造工程の工夫で、上階から徐々に降りて行く。
来場者だけのお楽しみ――ということで今回は紹介できないが、その途中にある「スパイラル急凍」には「遊園地のアトラクションみたい!」と思うような仕掛けも。
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■エアシャワーの強風体験
「グリコピアCHIBA」の特徴は、単なる「見学」だけでなく「体験」ができる点。工場内で働く人の衛生管理について、イラストを交えて説明を受けた後は
実際にエアシャワーを浴びる。
普段経験することのない、かなり強い風で「おぉっ!」とか、「ぅわ!」とか、声が出るレベル。
また、見学コースを歩いていても…
工場内の通路で使われる、温度変化などを防ぐためのカーテンがあり「こうなってるんだ」を見たり、触れたりできるのが嬉しい。
また、巨大タンクの中の様子を直接見ることはできない代わりに、タンクのレプリカが用意されており、実際に中を通過できる。
こちらも見学する際のお楽しみのひとつで写真の紹介はできないが、人工的に霧のスクリーンを作り、内部の様子を映像で見られるだけでなく、通過する際には『パピコ』のチョココーヒーの甘い香りが!
疑似体験とはいえ「タンクの中」を通過するのも楽しいが、香りまで感じられるのはかなりすごい。
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■見学にも工夫が
もちろん、実際に工場が稼働している様子はコースから見ることができ、
各所にモニターも設置されていて、多くの人が見やすくなるよう工夫されている。
さらに『パピコ』をパッケージに充填する工程には、見たい部分にズームするためのマシンも。あまりに楽しくて、これは取り合いになりそう。
パッケージに充填する際に入ってしまう空気を抜くため、トントンと容器を叩く動作などは、ズームで見るとかなり興味深いので必見だ。