「肉と飯のみ」という潔さ 『新潟タレかつ丼』発祥の店がウマすぎる

新潟市で「かつ丼」というと、卵とじでないメニューが出てくる?

2017/07/13 06:00

タレかつ丼

「かつ丼」というと、割り下で玉ねぎを煮てさらにとんかつを入れ、卵とじにしたものをイメージする人が多いだろう。

全国的には、それがもっともポピュラーなカツ丼スタイルだが、局地的にはさまざまなカツ丼が存在する。

福井県や長野県駒ヶ根市・伊那市などで一般的な「ソースかつ丼」、岡山市の「デミかつ丼(デミグラスソース)」そして、新潟市などで人気の「醤油だれかつ丼」だ。


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■「醤油ダレかつ丼」発祥の店へ

この「卵とじでないかつ丼」には、駒ヶ根市 vs 伊那市などルーツ争いが起きているケースも。しかし、新潟タレかつ丼については、発祥の店がはっきりしている。

しらべぇ取材班は、新潟市の繁華街・古町に向かった。

タレかつ丼

古町の商店街にある『とんかつ太郎』には、堂々と「新潟タレかつ丼の発祥の店」との看板が。昼どきには行列もできる人気店だ。

タレかつ丼


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■昭和初期に誕生

タレかつ丼

醤油ダレ型のかつ丼が誕生したのは、昭和初期。とんかつ太郎初代店主の小松道太郎氏が発明したという。

卵とじタイプのかつ丼が生まれたのは大正の初〜中期と言われ、それほど間を置かずしてかつ丼が多様化していったことがわかる。

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