『ハロー張りネズミ』の見どころはストーリーだけじゃない 小ネタにも大注目

TBSドラマ『ハロー張りネズミ』、初回放送で「シリアスとコメディのバランス」に高い評価。

2017/07/15 15:00


ハロー張りネズミ
(画像は公式YouTubeのスクリーンショット)

14日の22時からスタートした、TBSドラマハロー張りネズミ』。

「ハリネズミ」と呼ばれる一風変わった探偵、七瀬五郎(瑛太)と相棒・小暮久作(森田剛)が難事件を解決していく物語である。



■1話はシリアスな人情物語

依頼人、川田(伊藤淳史)から、入院中の奥さんに会わせるため、交通事故で亡くなった娘にそっくりの子供を探してほしいと依頼があった。

子役のオーディションを実施して選ぶことに。たくさんの女の子から応募があったが、似ている子は見つからない。公園でいじめられている女の子が似ていた。尾行するとたどり着いたのは、児童養護施設…。


関連記事:賛否両論あるデーブ・スペクターのギャグ 好きな人が語る魅力とは

■懐かしのパロディ

初回から、シリアスな展開だが、ギャグやパロディなどがテンポよく組み込まれ、笑いと涙のメリハリがついてる。

中には、原作世代を狙ったのであろう懐かしいドラマのパロディも登場。

「同情するなら、お米をちょうだい。同情するなら米をくれ!」『家なき子』(日本テレビ系)


「行くぜタカ。俺から逃げられたやつはいない。女以外にな」 『あぶない刑事』(日本テレビ系)


「5時から女はこれからが本番」 中外製薬 グロンサンTVCM


セリフをそのまま使用しているわけではないが、わかる人には、ニヤッとする設定。社会に衝撃を与えたあの事件を彷彿させるような「ミュージカル調なセリフ」も登場した。


関連記事:日本テレビ『スッキリ』で半沢直樹の特集始まり… 「これ大丈夫?」と視聴者衝撃

■ネットの反応は…

ネットでは「昭和のテイストがたまらない」「シリアスとギャグのバランスが絶妙」「懐かしい感じでいい」と昭和感やテンポの良さを称賛する声が多くなっている。


関連記事:はじめしゃちょー、鬼滅めぐる企画が「リアルな炎上」と心配するファン続出

■重いドラマは見たくない?

しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1336名に行った調査では、「重いドラマは、重いという理由だけで見たくない」と答えたのは全体の34%。3人に1人という多さになった。

重いドラマグラフ1


ハロー張りネズミは、1話完結型。シリアスなのは…といった人でも好みのストーリーを選んで視聴する楽しみ方もできそう。また、ストーリーだけでなく、小ネタ探しを楽しむのも面白そうだ。

https://www.youtube.com/watch?v=dNz4lHh1o-I

・合わせて読みたい→新ドラマ『ハロー張りネズミ』 人気を集めた弘兼憲史の原作にも注目

(文/しらべぇ編集部・嘉手川裕太

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 

  調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日

  対象:全国20~60代の男女1336名(有効回答数)

ドラマTBSパロディ調査昭和ハロー張りネズミ
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング