奢られるのが嫌いな女性が増加 しかし一方ではパパ活が…
貯金がない人には、奢られるのはありがたいが…お返しをすればいいとの声も。
先輩や男性だからといって、必ず奢らなければいけないとの考えは過去のものになりつつある。また、奢られることを好まない人も中にはいるだろう。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,342名に「食事の会計について」の調査を実施。
「人に奢られるのは嫌いなほうだ」と答えた人は、全体で36.1%と一定数いることが判明した。
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■女性のほうが奢られるのが嫌いな人が多い
性年代別では、50代以外では男性よりも女性のほうが多くなっている。
奢られる機会は女性のほうが多いと思われるが、好まない人も多いのだ。
「奢られると、ものすごく気を遣う。あの『払いますから』と『いいよ、いいよ』のやり取りも白々しい」(20代・女性)
「女性だからというだけで奢られる習慣は、変だと思う。上司がたまに出すと言ってくれるけど、『うちは給料が少ないし、しかもお小遣い制なのに大丈夫なのかな?』とか懐事情を心配してしまう」(30代・女性)
しかし一方では、女性が一緒に食事をするだけでお金をもらえる男性を探す「パパ活」が話題になっている。女性であることを武器にする人とそれを嫌う人で、二極化が進んでいるのかも。
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■貯金がないから奢られるとありがたい
リア充と貯金がほぼない人を比べると、次のような結果になった。
リア充は、半数近くが奢られるのは嫌いと答えている。平等に楽しむのが、リア充の根本にあるのかもしれない。
しかし貯金がほぼない人にとっては、奢ってくれる人はありがたい存在である。
「日頃から貧乏キャラをアピールしていると、なにかと恵んでもらえる。本当に貧乏だから、とても助かる」(20代・男性)
また奢られたなら、別の機会にお返しをすればいいとの意見も。
「人の好意は素直に受け取るべきだと思っているので、奢るって言っているなら、ありがたくごちそうになる。レジ前でごちゃごちゃするよりも、別のときになにか返したほうがスマートだし」(30代・女性)
ごちそうになったからといって、誰もが喜ぶわけではない。判断が難しいところだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の男女1,342名 (有効回答数)