あの熱狂から1年「ポケモンGO」まだやっている人の楽しみ方
日本でゲームが楽しめるようになってから1年の「ポケモンGO」。23日からはレイドバトルに伝説のポケモンも…
これまでゲームに興味を持たなかった人まで取り込み、一気に過熱した「ポケモンGO」フィーバー。Niantic, Inc.の発表によると、あれから1年でダウンロード数は累計7億5000万回を突破しているという。
早々に離脱した人も多かったが、さまざまなバージョンアップやキャンペーンを打ち出す「ポケモンGO」を今でも楽しんでいる人は少なくない。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の「ポケモンGO」をやったことのある男女249名を対象に「まだポケモンGOをやっている」人の割合を調査した。
画像をもっと見る
■リア充が意外と離脱してない
全体では30.1%が「まだポケモンGOをやっている」と回答。約3人に1人という、一定数が継続して楽しんでいるようだ。
男女別に見ると
男性32.0%に対し、女性は28.1%で男性の方がやや多い。
年代別では20代と50代が20%台中盤とやや低いが、30代・60代が高め。未既婚では既婚者の割合が上回っており、子供や孫と一緒に楽しんでいる層が継続している可能性も。
また離脱してしまった人との割合に、差の大きな特徴を見てみると
「霊感がある」62.5%、「不倫された経験がある」62.0%、「ガリ勉だった」53.3%、「リア充だ」47.8%が挙げられる。
半数は切るものの、常に新しいトレンドへと移行しているイメージの「リア充」が、上位に入っているのは意外な印象だ。
関連記事:ミスド、入手困難極めた『ポケモン』ドーナツが再び登場 今回もかわいすぎ
■バージョンアップで飽きない
実際に「まだポケモンGOをやっている」という人に話を聞いた。
「元々ゲームは下手なので苦手なんですけど、ポケモンがかわいいし、みんながやっていたので始めました。やってみたら一人でコツコツやる感じが合っていて、みんなが飽きてからも、地味にやっています。
大きなバージョンアップがあると動きが重くなって、ちょっと嫌になる時もあるんだけど、しばらくすると落ち着くし、キャンペーンのタイミングもちょうどいい感じ。レアポケモンを求めて、普段行かない場所にちょっとだけ行ってみるのも楽しいし、これからも続けるつもりです」(30代・女性)
「子供がハマって家族が一緒に始めたのですが、キャンペーンの時に、たまにログインするくらいで、今でも続けてやっているのは自分だけです。学生時代はゲームをやり込んでいたけど、働き始めてからはそんな時間もなかったし、手軽にできるのもいい。
前回のバージョンアップでジムのルールが変わって、複雑になったところもあるけど、個人的には課金しなくてもポケコインが貯まりやすくなった気がします。
やっている間、頭の中は余計なことを考えないというか…あれこれ考えてはいるけれど、半分ゲームに気を取られている分リラックスできるんですよ。仕事帰りなどに、切り替えられない気分の時なんかは、ちょうどいいと思いますね」(40代・男性)
1周年を迎え、世界各地でリアルワールドのイベントも行なわれ、日本時間の23日からは伝説のポケモンがレイドバトルに登場するなど、再び話題になりそう。
しばらくやっていない人も、久しぶりにログインしてみては。
・合わせて読みたい→ポケモンGO片手に名所めぐり!公認「周遊マップ」が登場
(取材・文/しらべぇ編集部・チーム・ぺる)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代「ポケモンGO」をやったことのある男女249名(有効回答数)